
奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
高校生から幼稚園児まで1男3女の子供がいます。コロナショック後から投資をスタートし、現在は主に米国株投資で家族全員分あわせて1,500万円程度の利益を出しています。こちらのブログでは、投資や資産運用について経験談を交えて情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
株式投資を始めたいと思ったとき、米国株と日本株のどちらに投資をするべきか悩む人が多いのではないでしょうか。
私は米国株ETFと投資信託を中心に保有しているため、日本株へは投資をしていません。
全世界株式や先進国リートインデックスファンドなども「日本を除く」タイプを選んでいます。
ただ手放しに「米国株が最強」といえない理由も。
配当金や株式売却にかかってくる税金は米国株が約3割で日本株なら約2割。
外国税がかかってくる分、米国株のほうが引かれる税金は多くなるわけですね。
今回は米国株と日本株のちがいを見ながら、それぞれの特徴をふまえた上でどちらに投資をするべきか考えていきましょう。


最近米国の高配当株が投資先として人気を集めています。
2022年米国株市場は絶不調でしたが、私も定期的に入ってくる配当金にはずいぶんと助けられました。
また2024年にスタートする新NISA制度では年間240万円(生涯1,200万円)の成長投資枠が設けられることになりましたね。
成長投資枠で米国の個別株や高配当ETFへの投資を検討している人も多いのではないでしょうか。
2023年はぜひ新NISA制度の開始に備えて情報収集の1年にしませんか。
とはいっても現実的には仕事や家事・子育てなどで忙しく、じっくり情報を集める時間ってなかなかとれませんよね。
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米国株にはどんな特徴がある?

引用元:DMM株 公式ホームページ
- 長期的なパフォーマンスを見ると、米国株が日本株を圧倒している
- 米国株は1株から購入できる
- 「企業は株主のもの」という考えが強く根付いていて、毎年配当を増やし続けている連続増銘柄が多い
- 配当金や売却益に約3割の税金がかかる
- 為替変動の影響を受ける
2022年4月半ば頃、株高と円安のダブル効果で米国株の資産額が増えた人も多かったのではないでしょうか。
私も株高と円安が同時にやってきた時期は1日で証券口座の資産額が50万円くらい増えたことがあって驚きました。
何もしなくても増えていく米国株の含み益を見て、トマ・ピケティ氏が唱えた「r(資本収益率)>g(労働収益率)」の法則(大和ネクスト銀行)を実感したものです。
その後の下落相場で含み益が一部減ったわけですが、米国株を持っていると良きにつけ悪しきにつけ為替変動の影響も大きいことがわかりますね。
米国株投資の魅力
- 米国株は年に4回配当金を出す企業が多く、年2回の配当が一般的な日本株より配当金をもらえる回数が多い
- 少額投資ができるため、投資初心者が始めやすい
- 世界中で活躍している有名企業に投資できる


米国株投資の注意点
- ハイテク企業などのグロース株(成長株)は配当金を出さない場合が多い
- 株価が値上がりしても為替の影響を受けることで損をする可能性がある
- 配当金や売却益にかかる税金が日本株(約2割)と比べて約3割と高め。外国税の部分(1割)については確定申告で取り戻せるが、年収によっては還付を受けられない場合がある



日本株にはどんな特徴がある?
- 日本株には「単元株制度」が導入されており、基本的には100株単位で取引がされる(証券口座によっては1株から購入可能)
- 日本株指数のTOPIXは過去30年以上ほぼ変化していない
- 米国株に比べて出遅れている割安株が多い
- 為替変動リスクがない
右肩上がりに成長してきた米国株の勢いについていけない日本株。
「これからますます少子高齢化が進んでいく日本の企業に投資をする意味はあるのか?」と考えて米国株に投資をしている人も多いのではないでしょうか。
さらに原則100株単位での取引となるため、少額投資がしにくいのも投資初心者にとってハードルが高いですね。
その点「いちかぶ制度」をとり入れているLINE証券なら、日本株でも1株から購入可能。
これなら普段利用しているお気に入りの日本企業や応援したい国内の会社に少額から投資ができますね。
日本株投資の魅力
- 買い物優待券やお米、テーマパークの入場券など「株主優待」をとり入れている企業が多い
- 取引時間は朝9時~15時までと日本時間の日中に相場が動くため、値動きを確認しやすい
- 普段利用している身近な企業に投資できるため、好きな企業を応援する気持ちで投資できる


日本株投資の注意点
- 時差がなく株価の値動きがリアルタイムで確認できるため、日中株価が気になって何度も確認するなど仕事に集中できなくなる可能性がある
- 少子高齢化が進む日本において、今後成長していく企業を見極めるのがむずかしい


業績や将来の見通しが悪くて株価が下がっている場合もあるため、株価が安くても「割安」とは限りません。
本来もっと評価されるべきなのに過小評価されている状態の企業を探して投資することを「バリュー株投資」といいます。
投資の神様とよばれているウォーレン・バフェット氏もバリュー株投資家として有名ですね。

我が家の場合:米国株投資&日本のベンチャー企業投資
現在家族6人分の証券口座を使って投資をしています。
全米インデックスファンドや先進国リートインデックスファンド(不動産投資信託)などは一部米国以外の株式も入っていますが、ほぼ米国への投資が中心。
今までは「リターン得ること」をいちばんに考えて投資先を探してきたため、イノベーションが起こりやすい経済大国である米国への投資が基本でした。
資産形成がしやすい米国株
含み益は市場が動くたびに増えたり減ったりしますが、米国株のおかげで少しずつ資産形成が進んでいます。
ここまでくれば最悪コロナショック並みの暴落が来てもなんとか含み益がキープできるかな、と考えています。
高配当株ETFに投資をすることでインカムゲイン(配当金) も得られるため、証券口座の含み益だけでなく不労所得も増えつつある状況。
証券口座の含み益は株式を売却しない限り「豊かになった実感」を得られませんが、配当金はチャリーンチャリーンとその都度振り込まれるため自由に使うことができます。
配当金は積立て投資の元手にできますし、高配当ETFに再投資することも。
米国高配当ETFは、比較的安全に自由に使える目先のお金を増やしたいと思っている人にピッタリですね。


日本のベンチャー企業投資【エンジェル投資家への第一歩】
米国株投資で資産形成をしつつ、心のどこかで「本当は日本を応援したい」と思い続けていたのも事実です。
そこで、次の投資先として「日本のベンチャー企業」への投資を検討することにしました。
株式投資型クラウドファンディングサービスを提供している【FUNDINNO】なら、日本のスタートアップ企業に10万円から投資可能。
投資家登録をするだけでさまざまなベンチャー企業の情報が入手できるため、国内でどんなイノベーションが起こりつつあるのか勉強になりますよ。
ベンチャー投資は上場していない新しい会社への投資となるため、ほぼ「寄付」感覚で投資をしたいと思っています。



他の投資と同様にベンチャー企業への投資も元本が保証されていません。
スタートアップ企業を応援できる夢のある投資ですが、充分な余剰金で行うようにしましょう。
まとめ:米国株と日本株のどちらに投資をするべきか?
今回は米国株投資と日本株投資のちがいや特徴についてみてきました。
どちらにもメリット・デメリットがありましたね。
ぜひご自身の投資方針にどちらが合うか考えてみてください。
投資の経験を積んで、米国株投資と日本株投資の両方に分散投資をするのもいいですね。
米国株投資は長期投資向け【初心者OK】
米国株は日本人が買うにはハードルが高いというイメージを抱いている人が多いようですが、ネット証券口座を開設すれば誰でもかんたんに購入できます。
「アメリカの株って英語ができないと買えないんじゃないの?」と友人に聞かれたこともありましたが、日本の証券口座を使えばすべて日本語表記なので言葉の壁についても心配ありませんね。
米国株の個別株に大金を投じる場合は英語の決算書などを読み込む必要があるかもしれませんが、投資初心者がそこまでする必要はないでしょう。
ウォール街のニュースなどはすぐに日本語訳されてネットや動画でアップされるため、最新情報を逃す心配もありません。
投資に何を求めているのかによって選ぶべき投資先はちがってきますが、今後の経済成長や1株から買いやすい点などに着目すると、投資初心者こそ米国株投資が向いているのではないでしょうか。
私自身「資産形成」という意味では米国株投資から入って正解だったと思っています。
ある程度資産形成が進んで余裕がでてきてから自分の「興味」「心の満足度」「社会貢献」などを基準に投資先を選んでみてもいいでしょう。


日本株投資は企業分析を楽しめる人向け

引用元:LINE証券 公式ホームページ
日本株の特徴として「割安株が多い」と書きました。
これから成長していくと予想される企業で、まだ株価にその成長が反映されず過小評価されている企業をみつけることができれば、日本株投資でリターンを得ることもできるでしょう。
企業分析を楽しめる人は、宝探しをする感覚で日本の優良株を探してみると面白いかもしれませんね。
ちなみに私の母はある日本株を長期保有しています。
残念ながら株価自体は取得時より下がっているようですが、長期間受け取ってきた配当金の金額を考慮すると充分元が取れていると言っていました。
日本株に興味のある人は、株主優待や配当利回りに着目して投資先を探してみるのもいいですね。
いずれにしても、最初は少額から試してみましょう。

