
奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
高校生から幼稚園児まで1男3女の子供がいます。コロナショック後から投資をスタートし、現在は主に米国株投資で800万円~1,000万円の利益を出しています。こちらのブログでは、投資や資産運用について経験談を交えて情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
投資の世界には、投資を本業としている「プロの投資家」たちがたくさんいます。
銀行や生命保険会社、投資会社や年金基金などは大口の機関投資家にあたりますね。
「プロと素人は同じ土俵で戦っていないから」と思っている人も多いと思いますが、同じ市場にいる限り「プロの投資家」の存在は無視できません。
相場の下降トレンド時には大量の売りを出すなど、巨額なマネーを動かしている機関投資家たちの動きは相場を大きく左右します。
といっても優秀な頭脳をもち、投資にかけられる時間も知識も豊富にあるプロたちと勝負しましょう、といっているわけではありません。
私たち個人投資家にしかないメリットを理解し、ぜひプロにはない強みを生かして資産運用をしていきましょう。


- 私たちが投資信託を買った場合、私たちのお金はファンドマネージャーによって運用されます。投資信託を購入すると、機関投資家にお金を預けることになるのですね。
- 国民年金はGPIF(独立行政法人年金積立管理運用)という機関投資家によって、さまざまな金融商品に投資されています。身近な存在である国民年金も、機関投資家によって運用されているのです。
最近米国の高配当株が投資先として人気を集めています。
2022年米国株市場は絶不調でしたが、私も定期的に入ってくる配当金にはずいぶんと助けられました。
また2024年にスタートする新NISA制度では年間240万円(生涯1,200万円)の成長投資枠が設けられることになりましたね。
成長投資枠で米国の個別株や高配当ETFへの投資を検討している人も多いのではないでしょうか。
2023年はぜひ新NISA制度の開始に備えて情報収集の1年にしませんか。
とはいっても現実的には仕事や家事・子育てなどで忙しく、じっくり情報を集める時間ってなかなかとれませんよね。
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多額の資金を動かしているプロ投資家の苦悩
個人投資家は自分の資産を増やすことを目的として投資をしますが、プロの機関投資家は顧客から託された資金を運用して利益を上げ、利益の一部を自らの収入としています。
巨額の資金を動かす機関投資家にはどんな苦労があるのでしょうか。
プロ投資家の苦悩1:年間の運用成績が悪いとクビになる
プロの投資の世界には決算期があるため、四半期(3ヶ月ごと)や年単位の成果をみられます。
決算期に赤字だとクビになることも。
他人の資金を預かっているため、ある程度目先の利益を追うようなトレード手法をとらざるを得ないのです。
株価や金などの価格は長期で低迷することもあるため、短期で利益を出し続けるのはむずかしいことですよね。
プロ投資家の苦悩2:好きなときに、好きなだけ売買できない
プロの投資家は動かしている金額が大きいため、「今がチャンス!」と思ってもいちどに買ったり売ったりできません。
ストップ高やストップ安になってしまうため、何日かにわけて売買しなくてはいけないのです。
巨額の資金を動かしていると、好きなときにすきなだけ購入できないため小回りのきく投資ができません。
プロ投資家の苦悩3:「休むも相場」が通用しない
プロの投資家は他人から預けられたお金を増やさなければいけないため、個人のように「投資をしない」道を選べません。
どんなときにも相場に入っておかなければいけないため、相場に入らない自由は与えられていないのですね。
暴落時や、金融商品の価格が不安定な動きをしていて先を読みにくいときでも「お金が減るかもしれない恐怖」と戦いながら投資を続けることになります。
これは個人投資家には考えられないほどの大きなプレッシャーですね。
全額キャッシュにしておけば資産が減ることはないのに、それが許されないわけですから。


ウルフ・オブ・ウォールストリート:クレイジーな証券マンの半生

実在の株式ブローカーであるジョーダン・ベルフォートの半生を題材にした「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、レオナルド・ディカプリオ主演の映画です。
「こんなハチャメチャな人生ある?まあエンタテインメント作品だから、色々誇張されているんだろうな」と思っていました。
でもモデルとなったジョーダン・ベルフォートは「実際にはもっとひどかった」と言ったとか。
映画に品格を求める人にはあまりおすすめできませんが、私は投資を始める前に「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観ておいてよかったと思っています。
人間の欲望や集団心理の描写は、個人投資家にとっても良い教訓になりますよ。
投資に関してだけでなく、人生論も学べるのがポイント。
平凡な自分の人生が最高に愛おしくなる作品です。笑


プロの投資家にはない、個人投資家の強みとは?
個人投資家は「プロになんて勝てるわけない」と思ってしまいがちですが、本当にそうでしょうか。
もちろん動かす資金の大きさではプロに勝てませんが、私たちは個人ならではの「強み」を生かした投資ができるのです。
提供:マネユニ・アカデミー
個人投資家の「強み」1:短期で利益を出す必要がない
機関投資家の種類にもよりますが、他人の資産を預かっている限りはある程度短期で利益を出す必要があります。
一方で私たち個人投資家は「長期・分散・積立て」を基本として、10年20年といった長期目線で資産を形成していけますよね。
「時間」を味方につけてゆっくりと資産を育てていけるのは、とても大きなメリットだといえるでしょう。
ほったらかし投資の注意点などを書いた記事も参考にしてくださいね。

個人投資家の「強み」2:いつでも休める
先ほど機関投資家には「休むも相場」が通用しない、と書きましたが個人投資家はいつでも休むことができます。
ちょうど今年に入ってから株価が波乱相場で、今まで保有していた金融商品を売却して現金比率を増やした人も多いのではないでしょうか。
しばらく様子見をしていても、文句を言う人はいませんよね。
個人投資家なら波乱相場や暴落相場には入らず、相場が落ち着いてから再び投資を始めることができます。
個人投資家の「強み」3:惚れ込んだ銘柄に投資できる
当然ですが、機関投資家は投資に私情をはさむことが許されていません。
大きなファンドなら時価総額が1,000億円以上の会社や時価総額が上位500社以内の会社でないと投資ができないなど、決められた基準に従って銘柄選びをしなければいけません。
一方で私たちは自分が惚れ込んだ銘柄に資金を預けることができますね。
あのAmazonやGoogleだって、最初は小さな会社でした。
時価総額が小さい会社でも、将来性を見込んで投資ができるのは個人ならではの強みといえるでしょう。
私自身、個別株は米国の「ARCC」のみ保有しています。
「ARCC」はベンチャー企業や中小企業に融資をし、スタートアップの会社をサポートすることで米国のイノベーションを支えている会社です。
自分が信じるものに投資をすることは資産運用の基本ですよね。
資金の預け先を自由に選べるのは、私たち個人投資家にとって最大のメリットではないでしょうか。


個人投資家の「強み」4:好きなときに好きなだけ購入できる
機関投資家はストップ高やストップ安といった状況を生み出してしまうため、あまりに大きな額をいちどに動かせません。
一方で個人投資家なら「ここぞ」というタイミングで投資資金をまとめて投入したり、保有している金融商品を全額売却したり、自由に投資ができます。
個人は小回りのきく投資ができるため、場合によっては機関投資家よりも高いパフォーマンスを得ることだってできるでしょう。
個人投資家の「強み」5:人的資本でカバーできる
個人投資家の中には投資の利益だけで生活をしている専業投資家もいますが、多くは他に仕事をしながら投資をしている兼業投資家だと思います。
働いて収入を得られることは、個人にだけ与えられた貴重な人的資本といえるでしょう。
もちろん稼ぐ能力には個人差があるため、稼ぐチカラである人的資本をどの程度見積もっていいかはむずかしい問題です。
ただ少なくても、機関投資家は「自分で働いて投資の損失を埋める」なんてことはできませんよね。
リスク許容度の範囲内で投資をする限り、もし損失を出してしまっても「個人の稼ぐチカラ」を最大限に生かすことで損失だってカバーできるはずです。


提供:マネユニ・アカデミー