現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。コロナショック後から投資をスタートし、現在は1000万円程度の含み益を出しています。こちらのブログでは投資や資産運用について経験談を交えて情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
「不労所得」と聞くと、みなさんはどんなイメージを抱きますか?
「元からお金持ちの人だけが持つもの」「一般人には手が届かない」といった印象をお持ちかもしれませんね。
私自身も以前は不労所得に関して「自分の人生とは無関係な特別なもの」というイメージを抱いていました。
そんな私が2020年3月のコロナショック直後から米国高配当株投資を始め、今では少しずつ不労所得を生み出す資産を増やしています。
とはいえ米国高配当株の個別株は1社しか保有しておらず、あとはすべて数十社~数百社にまとめて投資ができる米国高配当ETF(上場している投資信託)ばかり。
米国株投資で配当金を受け取りたい人、高配当株投資に興味があるけど値動きの大きい個別株投資をする勇気がない人はぜひ参考にしてくださいね。
ラクして早く儲かる話はどこかにないかなあ、と思っていませんか。
その気持ちよくわかります。
宝くじが当たったり、庭から石油がわき出したり庭を掘ったら金(ゴールド)が出てきたり・・・と私自身一攫千金を何度夢見たことか。
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私も受講しましたが2時間という長さを感じさせないくらいあっという間でした。
「とにかくしっかりご自身で勉強してください。極論今日のこの講座の内容もうのみにしないでくださいね」という言葉で一気に信頼度が増し動画の最後まで完走。
もちろん一時停止をしたり巻き戻したり自分のペースで自由に視聴できますが、「今後みなさんがどうしていくべきか」については後半に述べられているのでぜひ最初から最後まで視聴してみてくださいね。
私も自力で何百時間も勉強する前にこの動画に出会いたかったです。
動画を視聴するだけなので、特定の商品を勧められたり勧誘されたりする心配がないのも安心。
結論、ラクして確実に儲かる道はありません。
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米国高配当ETFの光と影
「米国の高配当株に投資をするだけで不労所得が入ってくるなんて、最高!」と飛びつきたくなる気持ちはわかりますが、世の中そんなにうまい話はありません。
どんな物事にも光と闇があり、光が大きければ大きいほどそこにできる影も大きくなるのが自然界の法則です。
大げさだと思われるかもしれませんが、大切なお金をどの資産に投じるかはとても大事なこと。
まずは米国高配当投資のメリットとデメリットをしっかり理解し、その上でご自身の投資スタイルに合うかどうかを判断してくださいね。
米国高配当ETFのメリット
- プロであるファンドが運用しているため、中身の銘柄を勝手に組み換えてくれる。
- 投資先が分散されているため、個別株より安全性が高い
- 少額からでも投資できる
- 個別株のような倒産リスクがない
- 個別株の分析をする必要がないため、忙しい人にもピッタリ
業種や銘柄分散がされていて、個別株投資のように手間がかからないのが米国高配当株ETFの最大のメリットといえるでしょう。
最近は株式市場もアップダウンが激しい波乱相場となっていますが、朝起きて証券口座を確認したら「思っていたより資産が減っていなかった」と安堵することが多いのも、分散がきいているETFに投資をしているからでしょうね。
相場の暴落時、Twitterなどでは個別株投資家の阿鼻叫喚が渦巻いていますが、ETF中心だと比較的安定した精神状態で資産運用ができるでしょう。
米国高配当ETFのデメリット
- そもそも本当の意味での「不労所得」ではない
- 個別株と同じように価格が動くため、リアルタイムで取引をする場合は日本時間の深夜帯となり寝不足になる(日本時間の午後11時半くらいに米国株市場がオープン)
- 減配リスクや無配リスクがある
- 償還リスク(運用が終了すること)がある
- 個別株より安全性が高い分、利回りは低くなりがち
- 配当金には日本での課税分約20%と外国税約10%の両方がかかってくるため、手取りは額面から約30%引かれた額になる(年収によっては確定申告により一部還付されます)
とても便利な米国高配当ETFですが、マイナス面もきちんと理解しておきたいですね。
「本当の意味で不労所得でない」というのは、やはり投資をするからにはしっかり勉強する必要があり、さらに投資を始めてからも日々の情報収集が欠かせないためです。
また資金が集まらないとETFの運用自体が終了する償還リスクがあるため、総資産額の大きいETFを選ぶことも大事ですね。
- どのセクターのETFを選ぶのか
- どのタイミングで購入するのか
以上の2点は自分自身で決める必要があります。
日々の勉強や情報収集、購入時の判断などにかけるエネルギーを「労力」ととらえるなら、完全な「不労所得」とはいえないでしょう。
2021年分の年間取引報告書【楽天証券口座】
最初の2枚が主人名義の2021年分年間取引報告書です。
下の2枚が私のものになります。
年間取引報告書には高配当ETFだけでなく、本体の値上がり益だけをねらうETFや米国REITのETF(リート・不動産に投資をする投資信託)などいろいろ混ざっていますね。
2枚目と4枚目にはそれぞれの年間配当金の合計額と引かれた税金の額が記載されています。
2021年は株を売却しなかったため、売却利益に対する課税の記載はありません。
入金された配当金にあわせて30%近く課税されていることがわかります。
ちなみに主人の年収では外国税部分の還付を受けられないため、高配当株は主に私名義の証券口座で運用し、確定申告で還付を受けるようにしています。
というわけで、主人名義の証券口座はインデックスファンドや利益を配当金として吐き出さないタイプの米国株ETFが中心。
どうしても私名義の高配当ETFが増えていくので、主人は私に財産を乗っ取られるのではないかと心配しているみたいです。笑
ちなみに今回は約5万円近く還付されることがわかりました。
還付された5万円はインデックスファンドに投資をする予定です。
米国高配当ETFに投資をする理由~今の生活をより豊かに~
「資産を増やすには、配当金に税金がかかる高配当株ではなく、自動で分配金が再投資されるインデックス投資がベスト」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
配当金という形で利益を吐き出す高配当株投資は、配当金が支払われるたびに税金が引かれる分資産を増やしにくいということになりますね。
実際に証券口座の年間取引報告書を見ていただくと、ガッツリ税金が引かれていることがわかると思います。
それでも私は米国高配当ETFに積極的に投資をしていますし、今後も配当金を増やすべくETFを買い増ししていくつもりです。
ここではその理由をあげていきますね。
米国高配当ETFに投資をする理由1:今使えるお金を増やしたいから
「目先の生活を少しでも豊かにしたい」と思うのは、配当金を目的に投資をしている人たち共通の思いですよね。
数十年後の老後資金も気になりますが、こちらは積立てNISAなどで購入しているインデックスファンドに頑張ってもらうことにします。
配当金は自動で証券口座の「外貨預かり金」に入金されるので、円安の時に円転しておけばいつでも証券口座から提携している銀行口座に入金できますよ。
- 家族で旅行に行ったり、趣味に使ったり、配当金を好きに使うことで今の生活をより充実させることができる
- 配当金を積立てNISAなどの長期運用目的の投資資金にする
配当金はもちろん目先の好きなことにも使えますが、そのまま証券口座に置いておき、積立て投資の買い付け資金にすることもできますね。
証券口座の中で配当金を再配当し、インデックス投資に回した場合のトータルリターンは長期でみるととても大きなものになるでしょう。
もちろんインデックスファンドだけでなく、配当金を受け取った高配当ETFに再投資することもできます。
これなら労働収入を投資に回さなくても、証券口座の中でクルクルお金を回すことで投資が完了しますね。
配当金の使い道を考えるだけでワクワクしてきませんか。
米国高配当ETFに投資をする理由2:資産の取り崩しに抵抗を感じるから
積立てNISAでは夫婦ともに毎日積立に設定し、「全世界株式」「米国S&P500」などのインデックスファンドにコツコツと積立をしています。
インデックス投資では「分配金再配当」を選ぶことで利益が自動で元本に組み入れられるため、複利の効果を最大限に生かせますね。
積立て投資で積み上がった資産は、よほどのことがない限り取り崩すつもりはありません。
性格的に「築き上げたものを取り崩す」ことに抵抗を感じるタイプなのですね。
「せっかく貯めた貯金を使ってしまった。残念。」といった感覚と似ているでしょうか。
自動で入金される配当金を使うことには少しも抵抗を感じないのですが・・・。
米国高配当ETFに投資をする理由3:投資自体を楽しみたいから
配当金が支払われないインデックス投資は退屈ですが、高配当ETFなら個別株ほどではないものの「「投資の醍醐味」を味わうことができます。
- リアルタイムで価格が値動きするのが面白い
- 価格が下がったときに購入すると、いざというときにキャピタルゲイン(売却益)も見込めるため、インカムゲイン(配当金)とキャピタルゲインの両方を得る目的で投資ができる
- 配当金が入金されると、企業から「お礼」をもらえたような気がしてうれしい
- 日々の生活が豊かになっていく実感を味わえる
高配当ETFは個別株のように企業分析をする必要はありませんが、現在の配当利回りを確認したり、日々の値動きを確認したり、次にどのETFを買うか考えたり、日々の情報収集自体を楽しめる人にも向いています。
提供:マネユニ・アカデミー
インデックス投資と高配当投資を両方してみるのもおすすめです。半分ずつの割合にするのか、どちらかにより比重を置いた投資をするのか、ご自身が心地よいと感じる投資スタイルをみつけてくださいね。
保有している米国高配当株のご紹介
ETF銘柄 | SPYD | HDV | VYM |
組み入れ銘柄数 | 80銘柄 | 75銘柄 | 412銘柄 |
上位組み入れセクター | 金融・不動産 | エネルギー・生活必需品・ヘルスケア | 金融・ヘルスケア・消費財 |
純資産総額 | 505億ドル | 74億ドル | 483億ドル |
特徴 |
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経費率 | 0.07% | 0.08% | 0.06% |
リバランス頻度 | 1年に2回 | 3ヶ月に1回 | 1年に1回 |
配当利回り
※2022年2月18日現在 |
3.60% |
3.41% |
2.78% |
ここで、現在保有している米国高配当株をご紹介します。
米国高配当ETFの御三家と呼ばれているおなじみの3銘柄になります。
それぞれの特徴を表にまとめました。
個別株投資をしている人からすれば「どこが高配当?」と思われてしまうかもしれませんね。
倒産リスクを避けるためには「分散投資」が欠かせないため、高配当個別株より配当利回りが低くなるのは事実です。
ただ精神の安定を得るためには、少し配当利回りが低くなっても仕方がないと割り切ることも大切ですね。
- できるだけ価格が下がったときにまとめ買いをして、本体の値上がり益も狙う
- 収入アップや節約をすることで入金力を高め、配当金を増やしていく
特に上記の2点を意識して高配当ETFに投資をしています。
私は上昇相場で新たに高配当ETFを買い増しすることはしません。相場が下がったところである程度まとめて購入します。ただ保有しない限り配当金をもらえないことから、下げ相場を意識せず、高配当ETFを積立てNISAのように定期買い付けする方法も。高配当株投資を始めるに当たり、どちらがご自身の投資スタイルに合うかぜひ検討してみてくださいね。