奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。子育てを通して感じたことや子どもの教育に関する情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
子育てをする中で、避けて通れないことのひとつに「反抗期」の問題がありますね。
2歳くらいの「イヤイヤ期」や思春期の本格的な「反抗期」だけでなく、幼児期から小学校低学年くらいまでの年齢の子どもにみられる「中間反抗期」まであるようです。
3回も「反抗期」があるなんて、成長期の間ってほとんど反抗期じゃないの?一体いつ終わるの?と思ってしまいますよね。
今回は子どもの「反抗期」について考えてみたいと思います。
現在進行形で反抗期のお子さんと向き合ってひどく疲れている方、いつか来るであろう反抗期に戦々恐々としている方もぜひ参考にしてくださいね。
子育ての悩みは反抗期だけでなく教育費の問題も大きいですよね。
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反抗期のお子さんと日々向き合いだけでかなりのストレスです。
教育費の問題だけでもできるだけ早めに解決しておきたいですね。
子どもの反抗期は3回?~それぞれの反抗期の特徴~
「子どもの成長過程で反抗期が3回もあるの?そんなのとても耐えられない」と思いますよね。
反抗期は成長の証だと頭ではわかっていても、「もう母親をやめたい」と思うくらいツラいこともあります。
ここでは3回あるといわれている反抗期の特徴や親の対応ポイントなどをみていきましょう。
頭で理解しておくだけでもお子さんと接するときに冷静になれますよ。
1回目の反抗期:2~3歳頃のイヤイヤ期
1回目の反抗期は、いわゆる「イヤイヤ期」です。
少し前までは「魔の3歳児」といわれていましたが、今は反抗時期が少し早まって「魔の2歳児」という言い方をするようですね。
第1次反抗期ともいわれている「イヤイヤ期」がどのようなものなのか、みていきましょう。
イヤイヤ期の特徴
- 何でも自分でやりたがる
- 「イヤ」を連発する
- 自己主張が強くなる
- まだ言葉で上手に伝えることができない
2~3歳くらいになると少しずつ自分でできることが増えてきますね。
それでもまだ自由に手先が動かなかったり、自分で作業をしてみたものの仕上がりが思ったのとちがったりと、思うようにいかなくてギャン泣きすることも多いこの時期。
私も4人の子どもたちの「イヤイヤ期」を経験しましたが、「なぜここで泣くの?」と思うことが多々ありました。
泣かない代わりに、手助けをしようとする親の手を無言で振り払う子もいましたね。笑
イヤイヤ期の子どもとの向き合い方
とにかく「自分でやりたい」気持ちが強まるのが2~3歳児の特徴。
特に忙しいときなどは「親が手伝ったら早くすむのに」と思ってしまいがちですが、できるだけ子どもがやりたいようにさせて、子どもの心を満たしてあげましょう。
自分でできたら思いっきり誉めてあげるといいですね。
「イヤイヤ期」が訪れるのは、喜怒哀楽の感情表現が豊かになった証拠でもあります。
上手に自分の気持ちを言葉で伝えられないときは、気持ちをくみとって子どもが言いたいことを代わりに言葉で表現してあげると子どもの心が落ち着きます。
いろんなことに興味を持ち始める時期なので、英語のDVDを見させたり、月齢に合ったオモチャを届けてもらったり、この時期に脳にしっかり刺激を与えてあげるといいですね。
イヤイヤ期はいつまで続く?
子育ての第一関門ともいえる「イヤイヤ期」。
個人差はありますが、だいたい言葉でスムーズにコミュニケーションがとれるようになる3歳後半~4歳くらいには落ち着いてきます。
5歳になってもギャン泣きすることはありますが、大人の言うことを理解できるようになると子ども自身がその都度「納得」できるようになるため、少なくても「ひっくり返ってギャン泣き大暴れ」といったことはなくなっていくでしょう。
2回目の反抗期:小学校低学年頃の中間反抗期
「イヤイヤ期」が落ち着いた後は、本格的な思春期の反抗期が到来するまでしばらく穏やかに過ごしたいものですよね。笑
しかし、そうは問屋が卸さないという話です。
「イヤイヤ期」と思春期反抗期の間に訪れるのが「中間反抗期」。
ここではあまり知られていない「中間反抗期」についてみていきましょう。
中間反抗期の特徴
- 5歳~10歳くらいまで、幅広い年齢の子どもにみられる
- 訪れる時期などは個人差が大きい
- 口答えをすることが多くなる
- 親の注意に対して聞く耳をもたなくなる
- 親より友達との関係を大切にするようになる
小学校3年生前後は「ギャングエイジ」ともいわれていますね。
「中間反抗期」は、家庭の中が中心だった子どもの世界が学校や友人関係など広がっていく過程で訪れるものだと考えられています。
外の世界に順応しようとする中で抱えるストレスが「中間反抗期」として表れるのですね。
中間反抗期の子どもとの向き合い方
小学生になって学年が上がっていくと、学校や習い事、友人関係と世界が広がる中で自立心が芽生えてきます。
何でも自分の自由にしたく時期でもありますね。
我が家の長男は中学受験の勉強時期とこの中間反抗期が重なったため、なかなかやっかいでした。
中学受験は「親子の受験」といわれるくらい、親がいっしょになって頑張らなければいけないのに親の指示や注意に反発したくなる時期と重なるのですね。
とはいえまだまだ親に甘えてくるし、可愛らしさも残っている時期。
子どもが感じているストレスの原因が勉強なのか友人関係なのか、親の声がけ次第では言葉でしっかり伝えてくれます。
ゆっくり話を聞いてあげると、子どもの気持ちも落ち着いてきますよ。
また手先が器用になってきて、自分で工作をしたりアプリの操作ができるようになったりしますね。
世界が広がりつつある年齢の子どもと向き合って心を満たしてあげるには、親の力だけではむずかしいです。
この時期は算数や国語といった科目学習だけでなく、さまざまなことを「体感」しながら学べる通信講座などの教材もとり入れるといいですよ。
中間反抗期はいつまで続く?
中間反抗期は時期や程度など個人差が大きいため、はっきり何歳で終了するとはいえません。
思春期に訪れる本格的な反抗期の一歩手前、小学3年生~4年生くらいでみられることが多いようですね。
中間反抗期は「プチ反抗期」ともいわれています。
手取り足取りの世話がだいぶなくなり、ある意味子育てがラクになる時期でもありますね。
子どもが順調に成長している証拠だと思って、親もストレスをためないように工夫しながら乗り越えましょう。
3回目の反抗期:思春期の反抗期
一般的に「反抗期」というと、思春期の時期に訪れる反抗期を指すことが多いですね。
幼児期や小学校中学年くらいまではまだ身体も小さく、なんだかんだ最終的には親の意見を聞き入れることも多かったりします。
ところが心身の発達が著しい思春期の反抗期は、ホルモンバランスの影響もあり一筋縄ではいきません。
思春期の反抗期の特徴
- いつもイライラしている
- 暴言をはいたり暴力をふるったりすることがある
- 心身の急激な成長に気持ちがついていかなくて心が不安定になる
- まともに会話ができなくなる
- 親から離れようとする
親的にもいちばん疲れるのが、この思春期に訪れる反抗期。
「うん。」「別に。」「ああ。」と本当にひとことしか返事がないなど、まともに会話が成立しないことも多々ありますよね。
家の壁に穴が空いた、という話を聞くのもこの思春期反抗期の時期です。
親も出口の見えない長いトンネルに紛れこんだかのような気持ちになりますが、大人になるための準備段階だと思って乗り切りましょう。
思春期の子どもとの向き合い方
誰もが思春期の時期を経て大人になります。
もちろん親である私たちも通ってきた道なのですが、いざ自分が親になるとなかなか子どもの気持ちって理解できないもの。
異性の子どもならなおさらですね。
親もストレスを感じたり、傷ついたりするのは当然です。
- いつも通り接する
- 伝えるべきことは感情的にならず、淡々と伝える
- 反応がなくても、誉めたり励ましたりする
私がとった行動の中で効果的だったのが、上の3つ。
子どもの言動にその都度振り回されていると、こちらの心身がもちません。
うまくコミュニケーションがとれないこの時期は「親の言うことが聞こえていないのでは?」と感じてしまいますが、子どもはちゃんと親の言葉を聞いて理解しています。
現在高1の長男もまだまだ反抗期で、何を伝えてもまともな返事がかえってくることの方が少ないくらい。
あるとき「何月何日に○○寿司(長男が大好きなお寿司屋さん)に行くよ。」と言うと、
「エッ?何時に行くの?この前夕方に行ったとき「マグロの中落ち軍艦」が売り切れてたから、今度はお昼に行こうよ♪」と久しぶりに文章で返事が返ってきました。
なんだ、ちゃんと聞こえているじゃない。笑
思春期の子どもに対しては、子どもが感情的になっているときも素っ気ない態度のときも、極力平常心で対応するのがベストです。
親の心が安定していることが、不安定な思春期の子どもにとっていちばんの支えになるのではないでしょうか。
女の子の「自己肯定感」を高める育て方: 思春期の接し方が子どもの人生を左右する!
思春期の反抗期はいつまで続く?
引用元:エデュナビ
上のグラフは「深刻な暴力がはじまるリスクの高い年齢」を表しています。
13歳~18歳くらいまでがピークで、その後は徐々に落ち着いてくるようですね。
成熟した大人の脳になるまでの間、反抗期といわれるような言動が目立つようになります。早熟タイプと発育が遅いタイプとでは、反抗期が始まる年齢や終わる時期がちがってくるでしょう。
いずれにしても、大人になる前段階である成長過程だととらえ「子育てのゴール」が近づいていると前向きに考えて乗り越えたいですね。
反抗期のイライラをやわらげるのに効果的な栄養分
心身が急激に発達する思春期には、しっかり栄養をとる必要があります。
中高生になると、友達とファミレスやファーストフードで食事をすませることも多くなりますね。
外食が続いたり、好き嫌いが多かったりするとどうしても栄養バランスがかたよってしまいます。
どの栄養素も大切ですが、特に心身が不安定になりイライラしやすい反抗期の子どもにとって大事な栄養分をみていきましょう。
セロトニンの分泌に関係する乳酸菌
セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、精神を安定させる働きをすると考えられています。
幸せホルモンともいわれているセロトニンですが、乳酸菌がこのセロトニンの分泌を活発にするといわれています。
セロトニンは「第2の脳」とよばれる「腸」で作られるため、乳酸菌によって腸内の善玉菌が増え、セロトニンの分泌を促すと考えられています。
納豆やヨーグルト、味噌や醤油などの発酵食品を意識的にとるといいですね。
欠乏するとイライラするカルシウム
骨や歯の形成に欠かせないカルシウムですが、精神を安定させる働きもあります。
カルシウムはストレスによって体外に排出されるため、特に情緒が不安定になりやすい反抗期は積極的に摂取する必要がありますね。
乳製品や小魚、ひじきなどに多くふくまれているので、できるだけ毎日カルシウムが摂取できるようなメニューをとりいれましょう。
成長期の発達をサポートしてくれるサプリメント
「乳酸菌」や「カルシウム」などが成長期の子どもにとって必要な栄養であることはわかりました。
でもうちの子は好き嫌いが激しいし、親の言うことを聞かないから食事だけで栄養をとらせるのがむずかしい・・・という親御さんも多いと思います。
そんなお子さんには、【ノビルンジャー】のようなラムネ型のサプリメントがおすすめ。
幼児期から思春期のお子さんまでおやつ感覚で美味しく栄養補給ができますよ。
上にあげた「乳酸菌」や「カルシウム」だけでなく、成長期の子どもに必要なさまざまなビタミン・ミネラルがふくまれています。
反抗期真っただ中のうちの長男も、【ノビルンジャー】だけは毎日欠かさずとるくらいお気に入り。
来月からはヨーグルト味だけでなく、リンゴ味も追加して注文数を増やしました。
4人の子どもたちが全員成長期を終えるまで、【ノビルンジャー】をとらせてあげたいと思っています。
「大人にもおすすめ」と書かれていたので、私も疲れたときにはポリポリいただいています。
「お守り」感覚で家族みんながとれるサプリメントがあると安心ですよね。
反抗する相手の約9割は母親という事実
引用元:リセマム
昔から「母と子のつながり」とよくいいますが、反抗する相手まで9割が母親だなんて、お母さん達は絶望的ですよね。
いちばん身近にいる存在で感情をぶつけやすいのかもしれませんが、母親にとってはとてもツラい時期です。
お母さんの心身の健康も大事
出産した年齢にもよりますが、自分自身のホルモンバランスが崩れやすい年齢にさしかかったときに子どもの反抗期が重なると、まさにダブルパンチ。
子どもも自分もいっしょにイライラすると、家庭内の雰囲気は悪くなる一方ですね。
お母さんはできるだけ普段通りお子さんと接することを心がけ、言わなくてはいけないことは子どもの状態が落ち着いているときに1回だけ伝えるようにしましょう。
大事なことは父親から伝えるなど、役割分担をするのもいいですね。
「反抗期」まとめ:始まりがあるものは必ず終わりがくる
今回は子どもの「反抗期」について書きました。
いかがでしたか。
我が家は反抗期の長男に手を焼くことが多かったのですが、高1の終わりにさしかかった長男が最近とても小さい声で「ありがと」と言うようになりました。
最初は聞き間違えかな?と思いましたが、何度も聞いたので間違えではないようです。
反発するときには大きい声なのに、感謝の気持ちを伝えるときは聞き取れないくらい小さい声。笑
最近は「徐々に反抗期が終わりに近づいているのかな」と思えるようになってきました。
子どもが何人いても、子育てには必ず終わりがきます。
後からふり返ると、きっと反抗期も長い子育て期間の一部分に過ぎないのでしょう。
子どもが順調に成長している証だと思って、どんと構えて反抗期を乗り越えたいものですね。