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子育て

【子育て】仕事で忙しいお父さんはどうやって育児に参加する?【ポイント5つ!】

よしのんのん
よしのんのん
この記事を書いているよしのんのんです。
奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。子育てを通して感じたことや子どもの教育に関する情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

我が家の末っ子が通っていた幼稚園は園バスがないため親が送迎をしていたのですが、お父さんが幼稚園にお子さんを連れてくる姿をよく見かけていました。

共働きが主流になってきている今の時代、幼稚園や保育園に送っていくのがお父さんでお迎えがお母さん、と決めているご家庭も多いようですね。

在宅ワークをとりいれる企業も増えてきているため、以前よりは父親が家事や育児に参加しやすくなっているのかな、と感じます。

それでもお迎えに来ているお父さんを見かけることはほぼありません。

仕事も家事も育児も、夫婦で全て平等に行えるのが理想ですが、ここ日本においてはなかなかむずかしいのが現状ですね。

うちの主人も、結婚してからずっと平日は早朝から夜遅くまで仕事で不在です。

今回は「家族とふれ合う時間を作りたい」と思っても、仕事が忙しくて思うようにならないお父さんがどのように子育てや家事をすればいいのか、考えていきたいと思います。

子どもが小さい時期は、過ぎ去れば二度と戻ってこないからとても貴重だね。
そうね。ただ働き盛りの時期と子育てをする時期は重なっているから、仕事と育児の時間を両方とも確保するのはむずかしいわよね。今回は忙しいお父さんの育児参加について考えていきましょう。

 

年々共働き家庭の割合が増えています。

そんな中習い事の送迎となると、仕事が忙しかったりお天気が悪かったりする日はなかなか荷が重いもの。

土日に習い事を入れるご家庭も多いようですが週末は家族でゆっくり過ごしたいという気持ちもありますよね。

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男性も育児ができるワーク・ライフ・バランスとは

残業をしている父親と、育児で疲れている母親のイラスト長女と次女が通っている小学校では2回育児休暇を取得している男性教諭がいますが、実際にまとまった期間の育児休暇をとる男性はまだまだ珍しいイメージです。

一般企業でも育児休暇をとるのが当たり前になれば、子どもが小さくていちばん大変な時期に「孤育て」で苦しむお母さんが少なくなるのに、と思います。

北欧では育児休暇を取得する前と同じポジションに戻れるという決まりがあるようですが、日本では育児休暇をとったことで退職に追い込まれることもあるとか。

これでは制度として存在していても、積極的に育児休暇をとろうと思う男性は増えないですね。

 

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共働き家庭は本当に増えている?

夫婦の就業形態一覧表

引用元:BLOGOS

今の時代は共働き家庭が増加していますが、BLOGOSによると夫婦ともにフルタイムで勤務しているのは全体の2割程度とのことです。

「家事と育児に専念したい」「働く必要がない」「旦那さんに家にいて欲しいと言われている」など、仕事をしない理由もいろいろあげられると思います。

働くかどうか、どのような形態で働くかは完全に個人の自由ですし、他人が口出しをすることではないですね。

本人と家族が納得する形をとるのがベストです。

ただ実際には仕事と家事、育児を両立させるのがあまりに大変で、社会に出るのをあきらめている女性も多いのではないでしょうか。

家事は代行サービスを利用したり、ある程度休日にまとめてこなしたりすることも可能ですが、子どもは生きているので特に「仕事と育児」の両立が子育て家庭のネックになっていると感じます。

「子どもを持たない」選択をする夫婦が増えているのも納得ですね。

日本における父親の家事・育児参加時間

父親の家事と育児参加時間 国別グラフ

引用元:厚生労働省 イクメンプロジェクト

諸外国に比べると、日本では父親が家事や育児をする時間が極端に少なくなっています。

米国や北欧などでは1日に3時間以上家事や育児をしている男性が多い一方、日本では平均83分(1時間23分) 程度。

うちの主人なんて、平日は家事と育児に参加する時間は30分以下です。

子どものことは可愛くて仕方がないようですが、仕事が忙しくて物理的に子どもと接する時間を持てない状態なのです。

父親の家事・育児参加時間は職場の環境にも左右される

メーカーなどは比較的「男性も家事や子育てをするのが当たり前」といった風潮があるようですが、「男性は仕事で女性は家庭」といった古い考えを引きずっている業界も多いのが現状。

父親の職場が「家事や子育てを理由に残業をしない」ことが許されない雰囲気だと、結局家事や子育てはほぼすべて女性が担うことになります。

この状態で共働きを推奨されても、女性の負担が増えるばかりですよね。

父親が家事・育児に参加できない状態での共働きはむずかしい

父親が仕事で忙しくて家事・育児をできない状態だと、

  • 3世代で同居をしている
  • 親や親族が近くに住んでいて、家事や育児を手助けしてくれる
  • 家事や育児を外注できるくらい世帯収入に余裕がある

以上のような恵まれた環境でなければ子育て家庭が共働きを継続させるのはかなりむずかしいですよね。

加えて子どもが丈夫でないと、子どもの体調不良のたびに仕事を休むことになります。

さらに子どもが複数人いると、順番に風邪を引くので仕事を休む日数がその分増えますね。

夫婦が半分ずつ休めればいいのですが、父親が子育てを理由に仕事を休めるような状態でないと、結局母親が仕事を休んだり早退したりと子育ての負担が母親にいくことに。

この状態で働き続けるには、職場の理解があり、かつ本人が心身ともに相当パワフルなタイプでないとむずかしいのではないでしょうか。

体力と気力には男女差や個人差があります。

しっかりキャリアを積んで、ゆるぎないポジションを確立させてからの出産であれば比較的融通が利きやすいかもしれませんが、今度は「高齢出産」が問題となります。

出産が遅くなると、なかなか子どもが授からなかったり、希望した人数の子どもを授かるのがむずかしくなることも。

「高齢出産」はデメリットばかりではないですが、いつの時代も「出産は命がけ」であることを考えれば、ある程度「出産に適した母体の年齢」も考える必要がありますね。

 

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日本の男性は、家事と育児に参加する時間が極端に少ないのが特徴だね。
「仕事だけじゃなくて家事や育児にも積極的に関わりたい」と願っている男性が増えたとしても、まだまだ日本の古い社会構造がそれを邪魔をしているのよね。

 

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仕事で忙しい父親が育児に参加する際の5つのポイント~体験談より~

父親が家事と育児にとり組んで、母親が喜んでいるイラスト「働き方改革」が注目されている昨今、「残業をしないように」と指示をする企業が増えているようです。

とはいえその分仕事量が減るわけではなく、それまで残業をすることでこなしてきた量の仕事を定時内にすべて終わらせるのは困難ですよね。

主人も毎日長時間労働が当たり前になっていますが、土日祝日が休みだからなんとかこなせている状況です。

上にも書いたとおり、主人が平日に家事と育児をする時間は30分以内。

「職場環境がもっと変わればいいのに」と思いますが、古い体質はそう簡単に変わりません。

「平日は子どもの寝顔しか見られない」くらい忙しいお父さんは、どのように子育てに参加すればいいのでしょうか。

 

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忙しい父親が育児に参加するポイント1:無理をしない

どんな物事も心身が健康でなければ成り立ちません。

仕事や家事、育児もまずは自分自身が健康でないと前向きにとり組めませんよね。

男性は「外に出れば7人の敵がいる」といわれています。

もちろん多くの敵や競争相手と戦わなければならないのは社会に出ている女性も同じですが、いまだに「男性は強くなければ」というプレッシャーを抱えている男性が多いのではないでしょうか。

仕事を終えて帰宅した後、さらに「家事も育児も」となるともうフラフラですよね。

私自身外に出て働くのは週末のみですが、それでも丸1日働いてから帰ってくると台所に立つのもツラくて、「もう何でもいいからみんな適当に食べておいて」と思ってしまいます。

何もかも完璧にこなすのは不可能なので、心身の健康に支障を来さないよう無理のない範囲で家事と育児に参加できるといいですね。

もちろん、お父さんだけでなくお母さんも無理は禁物。

適度に外注したり、リフレッシュしたり工夫しながら子育てライフを楽しみたいですね。

 

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仕事だけでなく、家事や育児も心と身体が元気でないと積極的にとり組めないよね。

 

忙しい父親が育児に参加するポイント2:子育てより前に夫婦仲を見直す

子どもが生まれたことにより、夫婦仲が悪化する家庭も多いですね。

母親の家事や育児の負担が激増する一方で、父親がいつもと変わらない生活を送っていれば妻の不満が爆発するのも当然です。

ねぎらいの言葉など、ちょっとした心遣いがあるだけでも妻の心はグッと軽くなるもの。

男性と女性では脳の作りが異なるため、男性は「察する」ことが苦手なケースも。

子どもをあやしたり、子どもに話しかけたりすることも大事ですが、その前にまずは奥さんと積極的に言葉でコミュニケーションをとりましょう。

お互い身体が疲れていても、コミュニケーションをとることに体力は使いません。

「子育てで何がいちばんツラいのか」「少しでもラクになるように、どの家事を分担するべきなのか」など、実際に話さないとわからないことだらけです。

夫婦仲は子どもの成育にも大きな影響を与えるため、お互い積極的にコミュニケーションをとるように心がけたいですね。

子どもが生まれると、夫婦の関係があってはじめて子どもが存在していることを忘れがち。子育てに意識を向ける前に、まずは夫婦仲を見直しましょう。

 

 

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忙しい父親が育児に参加するポイント3:主体的に参加する

外での仕事も同じですが、家事や育児も「手伝う」感覚でとり組むだけではなかなかスキルアップできません。

「家の用事をこなすこと」や「子どもを育てること」も、すべて自分の問題として主体的に参加することが大切です。

自分のお腹から子どもを生み出す母親とちがい、父親が親である自覚を持つまでに時間がかかるのは当然。

生まれたばかりの小さい赤ちゃんを目の前にして、「何をすればいいのかわからない」状態になるのは仕方がない部分もありますが、赤ちゃんのお世話は24時間待ったなしです。

赤ちゃんは誰かにお世話をしてもらわないと生きていけませんよね。

お手伝い感覚ではなく、当事者意識を持って家事と育児にとり組みましょう。

最初から家事や育児が得意な男性は少ないけど、主体的に参加する気持ちが大事だね。

 

忙しい父親が育児に参加するポイント4:まずは「レベルの差」が生じにくい項目から

人間には誰しも得手不得手がありますよね。

家事や育児が苦手な女性もいれば、得意な男性もいるはずです。

今回はあくまでも「仕事で忙しいお父さんが家事や育児に参加する方法」を考えているので「普段の家事や育児を妻が一手に担っている」状態を想定し、家事や育児があまり得意でないことを前提にして話を進めていきますね。

まずは誰が行っても「レベルの差」が生まれにくい項目からとり組んでみてはいかがでしょうか。

具体的には、

  • 食材や日用品の買いだし
  • 洗い物
  • 洗濯物を干したりたたんだりする
  • 掃除機をかける
  • お風呂掃除
  • ゴミ集めやゴミ捨て
  • 赤ちゃんにミルクをあげる
  • 子どもに離乳食を食べさせる
  • オムツ替えをする

などです。

人によっては「妻とのレベルの差」が生じる可能性もありますが、このあたりは慣れと訓練次第でなんとかこなせるのではないでしょうか。

ちなみにミルクは誰が飲ませても同じだと思われがちですが、我が家の末っ子は主人がミルクを飲ませようとすると、ほ乳瓶の乳首を舌で押して絶対に飲もうとしませんでした。笑

完全母乳でない場合、極力生まれた直後からお父さんも授乳するようにしましょう。

家で赤ちゃんをみてもらって外出できるのがミルクのメリットなのに、母親からしかミルクを飲まないようではミルクの利点を最大限に生かすことができなくなります。

もう少し子どもが大きくなると、

  • 休日の習い事送迎
  • 家で宿題や勉強をみる

など、子どもの習い事や勉強に関わるようにすれば母親の負担が軽くなります。

特に男性は論理的に考えることが得意ですよね。

我が家の場合も私の苦手な算数や数学を主人にみてもらえるととても助かりますし、その間に他の家事などを片付けることもできるため一気に用事をすませられます。

意気込んであれもこれもやろうとすると家の中が上手く回らなくなって逆効果。かんたんなことからこなしていくのがポイントです。

 

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忙しい父親が育児に参加するポイント5:得意分野を極める

「妻とのレベルの差」が生まれにくい項目の家事や育児をこなせるようになると、自分の得意分野や好きなことが段々とわかってくるはずです。

うちの主人も家事全般は得意じゃないのに、あるとき台所の換気扇をピカピカに磨き上げてくれたことがあります。

食器の洗い物は汚れが残っていて残念な仕上がりになっていますが(笑)洗い物よりはるかに難易度が高い換気扇の掃除がお手の物なんて、本当に驚きました。

結婚生活15年以上過ぎて、はじめて知った主人の隠れた特技です。

主人の意外な特技を発見できたのも、主人が自主的に動いた結果だと思っています。

休日の習い事送迎や一部食材の買い出しにも行ってくれるようになりました。

特に食材の買い出しは楽しいようで、毎週末自転車で買い物に出かけています。

平日の買い出し負担が減った分、私自身も在宅ワークの時間を前より多く確保できるようになりました。

また子どもの勉強をみるときは、感情的になってしまう私とはちがって主人なら落ち着いて子どもに勉強を教えられます。

平日は子どもと接する時間がほとんどとれない主人ですが、休日に子どもに勉強を教えることを通して父子間のコミュニケーションにもなりますし、なにより落ち着いて勉強を教えてくれる父親の存在は子どもにとって大きな安心感につながりますよね。

基本的なことができるようになると、次は得意分野をいくつか極めるといいね。

まとめ:仕事で忙しい父親が、家事&育児をするには

  • 誰が行っても「レベルの差」が生まれにくいこと
  • 好きなことや得意なこと

以上のことを中心に家事や育児に参加すれば、仕事が忙しくても心身に大きな負担はかかりませんし、夫婦や家族で効率よく家事と育児を分担できますね。

「まずはできることから始める」「得意なことを中心にとり組む」などは当たり前のようですが、案外慣れないことに手を出して、妻の仕事を増やしてしまっているお父さんも多いようです。

かんたんなことを素早くこなせるようになってから、新しいことにチャレンジしてみるといいですね。

妻の立場からは、「子どもがもうひとり増えた」くらいの気持ちで夫の家事や育児スキルがアップしていくのを見守ることが大事。

私自身「自分がやった方が早いから」と思ってずっとひとりで家事と子どもの世話をこなしていた時期がありましたが、疲れや不満がたまるばかり。

たとえ途中経過や仕上がりが多少微妙であっても(笑)主人といっしょにとり組んだ方がはるかにラクだし、楽しく過ごせることがわかりました。

妻と夫は子どもが生まれたら母親と父親になりますが、共に家庭を築いていく運命共同体であることは変わりません。

どんな夫婦にも男女の性差や個人的な得手不得手などがあるのは当たり前。

たいていの夫婦は性格や得意分野が逆ですが、この特性はむしろ家事と育児をいっしょにこなしていくには好都合です。

忙しい毎日を送る中でも、お互いの得意を生かし、苦手を補い合うことを意識しながら家事や育児にとり組めるといいですね。

以前よりは家事や育児に参加する男性が増えているけど、仕事が忙しくて思うようにならない人も多いよね。社会全体が変わるには、まだまだ時間がかかりそう。
社会全体を変えるためにも、まずは個人レベルから。男性が積極的に家事と育児にとり組めるように、夫婦ともに努力することが大切ね。

 

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奈良県出身→早大法学部卒→法律事務所で弁護士秘書として勤務→結婚して10年間で4人の子供を出産→現在は家事&育児と両立させつつ、平日はフリーランスとして在宅ワーク&週末は時々外に出て働く日々を送っています。 こちらのブログでは、主に子育てや6人家族の家計管理・投資について情報発信をしています。 どうぞよろしくお願いいたします。