奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。コロナショック後から投資をスタートし、現在は1000万円程度の含み益を出しています。こちらのブログでは投資や資産運用について経験談を交えて情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
思考停止で投資ができる、と初心者におすすめされている積立て投資。
設定さえしてしまえば、あとは決まった金額の金融商品を一定のタイミングで購入し自動的に運用してくれます。
運用で増えた利益が再投資され、複利のチカラも加わるため長期投資にピッタリですね。
書籍やYouTube、ブログなどで誰もがすすめている「ほったらかし投資」。
かんたんにできて良いことずくめに思えるほったらかし投資ですが、本当にラクに資産形成ができるのでしょうか。
今回は長期積立て投資のメリットと、ゆっくり資産形成することのむずかしさについて書いていきたいと思います。
ラクして早く儲かる話はどこかにないかなあ、と思っていませんか。
その気持ちよくわかります。
宝くじが当たったり、庭から石油がわき出したり庭を掘ったら金(ゴールド)が出てきたり・・・と私自身一攫千金を何度夢見たことか。
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その名も投資の達人になる投資講座
セミナー受講数日本一&満足度93%という結果からもこのセミナーの人気度がわかりますね。
2時間程度の無料動画講座、長いと感じますか?
私はネット証券口座を申し込む前に500時間以上も投資の勉強をして何十冊と投資関連の本を読みあさりました。
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私も受講しましたが2時間という長さを感じさせないくらいあっという間でした。
「とにかくしっかりご自身で勉強してください。極論今日のこの講座の内容もうのみにしないでくださいね」という言葉で一気に信頼度が増し動画の最後まで完走。
もちろん一時停止をしたり巻き戻したり自分のペースで自由に視聴できますが、「今後みなさんがどうしていくべきか」については後半に述べられているのでぜひ最初から最後まで視聴してみてくださいね。
私も自力で何百時間も勉強する前にこの動画に出会いたかったです。
動画を視聴するだけなので、特定の商品を勧められたり勧誘されたりする心配がないのも安心。
結論、ラクして確実に儲かる道はありません。
だからこそ一攫千金を夢見るそこのあなた、投資で成功する秘訣をしっかり学べる投資の達人になる投資講座を受講してみてはいかがでしょう。
【初心者必見】ほったらかし投資の落とし穴5つ!【長期積立て】
ネット証券口座と積立てNISA口座を開設し、金融商品を選んで積立て設定をすませるとホッと一息つけますね。
私自身も投資デビューは積立てNISAでした。
たまたまコロナショック時の2020年3月から投資を始めたため、今の下落相場でも25%くらいの含み益をキープできていますが、最近投資を始めた場合、早速含み損を抱えてツラい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
ただ現在私が含み益を出せているのは、思い切って暴落時に投資を始めたからなのです。
- 暴落時にも投資を始める(投資をやめない)勇気
- 資産額の推移に一喜一憂しない冷静さ
時間を味方につけて長期的に資産を増やしていくには、誰にでもかんたんにできると思われている積立て投資でも勇気や冷静さが必要とされるのですね。
ほったらかし投資の落とし穴1:金融商品選びを間違える
いちど実験的に、1,000円だけ「新興国株式約1,300銘柄」に分散投資できる投資信託を購入したことがあります。
積立て投資ではなく1,000円一括投資をしたわけですが、約1年間で現在は-20円の980円に。
もし100万円預けていたら、2万円のマイナスでしたね。
引用元:楽天証券
引用元:楽天証券
上がeMAKIS Slim新興国株式の1年間チャートで、下がeMAKIS Slim米国株式(S&P500)の1年間チャートです。
現在は米国株も暴落中ですが、アップダウンの激しい新興国株式に比べるとキレイな右肩上がりになっていますね。
ブラジルやインドなどの新興国はこれからも人口が増え続ける見込みですし、超長期的にみると新興国に分散投資してみてもいいかもしれません。
ただチャートを見る限り、個人的に新興国株式1本でいくのはやや不安を感じます。
積立て投資は長期投資を前提としているため、ご自分が「長きにわたってその明るい未来を信じられるもの」に必ず資金を投じるようにしてくださいね。
人口が増えていく国の株価が必ずしも上昇するとは限りません。
新興国は株主を守る法整備が充分でなかったり、政治体制が不安定だったりとリスクが伴います。
新興国へ投資をしたいなら、積立て投資の一部に加えるか全世界にまんべんなく投資ができるような全世界株式がおすすめですよ。
ほったらかし投資の落とし穴2:短期目線で考えてしまう
引用元:楽天証券
引用元:楽天証券
上は私が積立てNISAで購入しているeMAKIS Slim全世界株式の3ヶ月チャートで、下が3年チャートです。
現在のような暴落相場では、毎日株価の変化が気になって仕方がないという人も多いのではないでしょうか。
3ヶ月チャートを見ると、まさに今世紀最大の大暴落!?と思ってしまいそうですが、3年チャートで見るとまだまだ「かすり傷」程度の下落です。
特に投資を始めてすぐは、どうしても目先の利益が気になりますよね。
積立てNISAで選べる数百社や数千社に分散投資をする投資信託は、個別株のように激しく値動きするわけではありません。
それなのに、毎日証券口座の資産額とにらめっこ。
私にもそんな時期があったので、資産額の変化を追いかけたくなる気持ちもわかります。
でも「長期投資」をすると決めたのなら、資産額の変化も長期目線で見るべきですよね。
ほったらかし投資の落とし穴3:複利のすごさを理解していない
引用元:東証マネ部
運用で得た利息や利益を元本に組み入れて、再び投資をすることで利 息が利息を生み出してくれること
長期投資の最大のメリットは複利のチカラを味方につけられることです。
アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ複利こそ、長期投資とかけ合わせることでお金が働き、利益をふくらませていく効果が期待できるのですね。
ほったらかし投資の落とし穴4:ドルコスト平均法のメリットを忘れがち
引用元:朝日信用金庫
金融商品の価格は日々変動しますが、毎週・毎月など定期的に一定額ずつ投資をすることで購入金額を平均化できます。
長期で積立てることで購入価格が長い期間にわたって平均化されるため、リスクを抑える効果があるのですね。
定期的に一定額ずつ投資をすることで、金融商品の価格が高いときには少なく買い、価格が安いときにはたくさん買えるというメリットがあります。
ほったらかし投資の落とし穴5:退屈すぎて、派手な投資手法に目がいく
長期積立て投資は、いちど設定したあとは証券口座の残高を気にする程度で、他にすることがありません。
ものすごくラクな投資手法ですが、それゆえ退屈に感じることも。
そしてもっと値動きが激しく、短期でリターンを得られそうな金融商品が気になり始めます。
- 充分な生活防衛資金
- 高い入金力
- 金融商品のリスクをしっかり理解できている
これらの条件がそろっていれば、積立て投資を継続しつつ一部の余剰金をハイリスクな金融商品に投じるのも面白いかもしれません。
ただ実際にリスク許容度の高い人はそんなに多くないはず。
積立て投資をしている金融商品を売却し、値動きの激しいレバレッジファンド(暴騰率や暴落率が2倍、3倍になる金融商品)に全力投資をすることはやめておいた方がいいでしょう。
今回の株価暴落時でも、レバレッジをかけた投資をしている人はかなり大きなダメージを受けているようです。
大きなリターンを求めるやり方には、必ず大きなリスクを伴うことを覚えておきましょう。
長期積立て投資を成功させるコツ~退場しないために~
多くの人が投資で成功できないのはどうしてでしょうか?
波乱相場ではみんなが悲観し、焦って保有している金融資産を売却する人が続出します。
大半の人が投資で成功できないのなら、大衆とはちがう行動をとることが成功の秘訣だといえます。
長期積立を成功させるコツ1:悲観相場で買い、楽観相場でも買い続ける
- 人間には「損失回避本能」があり、1万円儲かる喜びより1万円損する悲しみの方が大きい→損をするかもしれない恐怖心から売却してしまう。
- 人間には「直線本能」があり、「このままずっと上がり続ける」と思い込む→下落を想定せずに暴落時に焦って売却する。
- 人間には「直線本能」があり、下落時に「このままずっと下がり続ける」と思い込む→焦って売却してしまい、やがて来る上昇相場で利益を得られない。
長期積立を成功させるコツ2:常に暴落を想定内にしておく
先ほど書いた「直線本能」とも関係しますが、常に価格が上がり続ける金融商品もなければ、長期で成長が期待できるものの価格が永遠に下がり続けることもありません。
資本主義社会が崩壊しない限り、地球上の人口が増え続ける限り、イノベーションが起こって経済は発展し続けます。
暴落を想定外の出来事ととらえるのではなく、株や投資信託の価格は常に暴落する可能性があることを忘れないようにしたいですね。
積立て投資を成功させるコツ3:お金や経済のことを勉強する
ほったらかし投資なら、知識や経験は必要がないといわれています。
それでも株や投資信託の価格が上昇しているとき、「なぜ今相場の調子がいいのか」を知っておいた方がいいですね。
逆に価格が下がっているときにも「なぜ相場が暴落しているのか」わかっておくと狼狽売りに走ることを防げますよ。
私自身は細かいテクニカル分析などもしませんし、証券口座もときどきチェックする程度ですが毎日YouTubeなどで米国株式に関する情報収集を欠かしません。
投資を始める前には何冊か本を読んでお金の基礎から学びました。
「経済」と聞くとむずかしく思えますが、働いてお金を稼いだり、欲しい物を買ったり、私たちはみんな日常的に経済活動を行っています。
お金や経済の仕組み、投資まで幅広く学べる書籍を紹介している記事もぜひ参考にしてくださいね。
積立て投資を成功させるコツ4:投資以外の楽しみを探す
プロのトレーダーでもない限り、投資を生活の中心に置くことはやめましょう。
投資を人生のコアではなく、あくまでも幸せになるための手段としてサテライト的な位置づけにしておくのがおすすめです。
これは積立て投資に限らずどんな投資手法をとっている人にもいえることですが、特に長期的に資産形成をしていくには「相場から退場せず、投資を続ける」ことが大事。
長く続けなければいけないからこそ、投資とは「ほどよい距離感」を保つことが大切ですね。
そもそもお金は目的ではなく、自由や幸せを得るための道具です。
投資以上に大切なものや夢中になれるものをみつけることこそ、投資で成功する秘訣ではないでしょうか。