奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。コロナショック後から投資をスタートし、現在は1000万円程度の含み益を出しています。こちらのブログでは投資や資産運用について経験談を交えて情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
最近FIRE(リタイア)を目指す人が増えていますね。
SNSやYouTubeなどでもFIRE生活について語る人が日に日に増えていて、それだけリタイアすることに興味を持っている現役世代が多い証拠だなあと思っています。
現役時代に完全リタイアを目指すには相当多くの資産が必要になるため、一般的にはセミリタイアを目指すのが現実的でしょう。
セミリタイアは「サイドFIRE」ともいわれていますね。
ただ「セミリタイア」と入力して検索すると、「セミリタイア 後悔」「セミリタイア 失敗」という言葉も検索窓に出てきます。
いちどフルタイム正社員の仕事を辞めてしまうと、元のポジションに戻るのはむずかしいという問題もありますよね。
今回は、投資をすることによる資産運用収入とゆるく働くことによる労働収入の両方によって生活をする「セミリタイア」について考えてみたいと思います。
セミリタイアを目指すにあたってどれくらいの資産が必要なのか、またセミリタイア生活における注意点などもいっしょにみていきましょう。
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セミリタイアとは?~完全リタイアとのちがい~
FIREとは「Financial Independence,Retire Early」の略です。
かんたんにいうと「経済的な自由を手にして早期に退職をする」という意味になりますね。
ここでは完全リタイア(FIRE)とセミリタイア(サイドFIRE)のちがいについてみていきましょう。
リタイア生活(完全FIRE)とは
「リタイア生活」と聞くと年金生活に入った老後生活をイメージする人が多いかもしれませんね。
「完全FIRE」とは、一切の労働をせずに年金や資産運用からの収益のみで生きていく状態を意味します。
現役世代の人がまったく仕事をしない完全リタイア生活を目指すには、生きていくために必要な費用をすべて株式投資や不動産投資などの収益でまかなう必要があります。
代々資産家だったり、超高収入だったりと特殊な条件下にある人でないと早期に完全リタイア生活を目指すのはむずかしいでしょう。
一般的な年収で早期リタイアを目標にかかげる場合、20代の若いうちから時間や相場のうねりを味方につけて資産運用をしていく必要があります。
さらに収入がどれだけあるか、既婚か未婚か、子どもの有無などによって完全リタイアを実現できる可能性は大きく変わってきますね。
セミリタイア生活(サイドFIRE)とは
多額の資産が必要になる完全リタイアよりはセミリタイアを目指すほうが現実的ですね。
セミリタイアといっても、資産から得られる収入と労働収入の割合をどのように考えるかで働く日数や時間が変わってきます。
資産収入:労働収入=5:5
資産収入:労働収入=6:4
資産収入・労働収入=7:3
下にいくほど当然労働時間は少なくなりますね。
資産収入と労働収入の割合を半々とするセミリタイア生活なら、比較的目指しやすいですよね。
年間生活費が200万円なら配当金や賃料収入などを年間100万円、ゆるく働いて年間100万円を稼げば実現できます。
年間生活費が300万円なら150万円ずつ資産と労働からそれぞれ収入を得るイメージですね。
労働収入に関しては、フリーランスとして稼ぐ道もあれば週に3回程度アルバイトをして稼ぐ方法もあります。
米国株からの配当金でセミリタイアを目指す場合
ちなみに米国高配当株(ETF)でセミリタイアするためには、3割近く引かれる税金のことを考慮しなければいけません。
- 投資額2,000万円(利回り10%の場合)=年間配当金(手取り)約140万円
- 投資額2,000万円(利回り8%の場合)=年間配当金(手取り)約110万円
- 投資額2,000万円(利回り6%の場合)=年間配当金(手取り)約85万円
- 投資額3,000万円(利回り10%の場合)=年間配当金(手取り)約210万円
- 投資額3,000万円(利回り8%の場合)=年間配当金(手取り)約170万円
- 投資額3,000万円(利回り6%の場合)=年間配当金(手取り)約125万円
不動産投資のように管理費や修繕費などの支出がないため、株式投資で配当金を得る方法は計算がしやすいですね。
個別株なら6%以上の利回りが期待できる銘柄もありますが、数十社や数百社の株式が集まっているETFはいわゆる高配当ETFといわれているものでも利回りがもっと低くなります。
最近の株高では特に配当利回りが低くなるため、実際利回り3%~4%くらいのETFも多くなっています。
そのかわり、個別株のような倒産リスクはほぼないですね。
私も基本的にはETFメインで米国株投資をしていますが、ETFからの配当金のみでセミリタイアをする場合は上に書いた額よりもっと大きな資金が必要です。
- 投資額4,000万円(利回り3%の場合)=年間配当金(手取り85万円)
- 投資額4,000万円(利回り4%の場合)=年間配当金(手取り110万円)
- 投資額5,000万円(利回り3%の場合)=年間配当金(手取り105万円)
- 投資額5,000万円(利回り4%の場合)=年間配当金(手取り140万円)
できるだけ安全な投資先を選ぼうとすると、どうしても高い利回りは期待できません。
- 節約や家計管理を頑張って支出を減らす
- 資産運用に回す余剰金を増やす
- 労働収入も確保する
安定したセミリタイア生活を送るためには上記の3ステップが欠かせませんね。
通常レベルの利回りで資産運用からの収益を増やすためには、やはりかなりまとまった資金が必要だとわかります。
セミリタイアにおすすめ:米国超高配当ETF【QYLD】
リタイアやセミリタイアと相性がいいのは米国超高配当ETFのQYLDです。
全力投資はおすすめしませんが、資産の1割~2割程度を超高配当ETFなどの利回りが高い金融商品に振り分けることはセミリタイアへの近道となるでしょう。
中でも11%前後の利回りが期待できるQYLDはFIREブームと相まって大人気。
ただ「カバードコール戦略」を用いることで高配当を実現していて、その仕組みがむずかしいことがデメリットです。
さらに経済や株式市場の成長そのものに投資をしているわけではない点に抵抗を感じる人もいるでしょう。
我が家では2022年2月に約1,000万円程度このQYLDに投資をしましたが、昨今の円安でQYLDの資産額が増えているため年間配当金(手取り)が100万円近くになる見込みです。
我が家は子どもが4人いるため、早期リタイアは到底無理な話。
それでも資産の一部をQYLDのような超高配当ETFに投資することで、私自身はフルタイムで働かなくてもいい状態になっています。
家事と育児のボリュームがすごいので「セミリタイア」感覚とはほど遠いですが・・・。
セミリタイアのメリット&デメリット
セミリタイア生活はメリットだらけのように思えますが、マイナス面もあるのでしょうか。
ここでは、セミリタイア生活のデメリットや注意点をみていきましょう。
セミリタイア生活のメリット
- フルタイム勤務から解放される
- 自由時間が増えるため、空いた時間で好きなことができる
- 資産からの収入のみに頼る完全リタイアよりは経済的な不安が少ない
- 社会とのつながりを保つことができる
リタイア生活の内、未だ年金受給年齢には達してないあきらさんが旅行のブログを立ち上げています。
メインの話は現役の内からマイルをコツコツためて国際線ファーストクラスに・・・といった内容です。
夢のセミリタイア生活をイメージするのにピッタリ!
ぜひいちどご覧ください。
パリ JAL45ファーストクラス搭乗記 羽田→シャルルドゴール空港
セミリタイア生活のデメリット
- 会社員として働く場合とちがい、福利厚生や社会保険面のメリットが受けられない
- 想定通りに資産収入が得られない場合がある
- 結婚したり子どもが生まれたりと、ライフスタイルが変化することで再び労働収入を増やしたいと思っても以前のように収入を得られない可能性がある
正社員の立場を手放すと、どうしても社会的な信用を失うことに。カードを作ったりローンを組んだりすることがむずかしくなる点には特に注意が必要です。
セミリタイア生活はどんな人に向いている?
- 正社員としての福利厚生や社会保険面でのメリットより、自由時間が増えることにメリットを感じる人
- 楽しく家計管理や節約ができる人
- 完全に仕事を辞めるのではなく、適度に働き続けたい人
- 趣味やボランティア活動、家族と過ごす時間を充実させるなど、仕事以外のやりたいことが明確な人
- 規則正しい生活ができる人
「セミリタイア生活を目指しています」と言う人がいると、その人に対してどのような印象を抱かれるでしょうか?
「仕事が嫌いor苦手で早く辞めたいんだろうな」と思われる人もいるかもしれませんね。
でも節約や家計管理を頑張り、さらに投資の勉強をしながら計画的に資産形成ができる人って実は仕事もしっかりこなせるタイプの人が多いのでは、と最近感じます。
もちろん今の仕事が好きかどうかは人それぞれだとは思いますが。
充実したセミリタイア生活を送れる人は、セミリタイアする前から幸せな生活を送っている人
ともすれば「仕事から逃げる」というイメージを持たれがちな「セミリタイア」ですが、増えた自由時間を持て余していては充実した毎日を送れませんよね。
セミリタイアとは「豊かな人間関係を築けている」「時間を忘れて夢中になれる趣味がある」など、元から幸せな人生を歩んでいる人がさらなる自由や精神的な豊かさを求めて目指すものだと考えたほうがいいかもしれません。