奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。子育てを通して感じたことや子どもの教育に関する情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
現在小中高生のお子さんがいる方の子ども時代、塾といえば大半が集団学習塾でしたよね。
子どもの人数は今より多かったのに、集団塾以外の選択肢がほとんどなくてみんな地元の学習塾に通っていました。
今は集団塾に個別指導塾、また家庭教師といろんな選択肢があるためお子さんの性格や勉強の適性に応じて勉強スタイルを選べる時代になりましたね。
またインターネット環境を利用することで、日本全国どこに住んでいてもオンラインで授業を受けたり講師から個別指導を受けたりすることも可能です。
今回は、「周りのお子さんは塾に通い出したけど、うちの子は塾に向いていないかも」と悩んでいる親御さんといっしょに子どもの性格に合った学習スタイルについて考えていきたいと思います。
子どもに合った学習スタイル~性格と勉強への姿勢から考える~
集団塾、個別指導塾、家庭教師、そして塾なし独学といろんな勉強スタイルがありますね。
自分で勉強して成績を上げられるなら、塾や予備校、家庭教師は必要ありません。
ただ苦手科目を自分の力だけで克服できる人はなかなかいませんよね。
ぜひ親子でお子さんに合った学習方法をみつけて、楽しみながら成績アップを目指せるといいですね。
集団塾が向いているタイプ
- 積極的に挙手をしたり、先生に質問したりできる性格
- 友達やライバルがいると、競争心が芽生えてやる気になる性格
- 元からある程度勉強が好きなタイプ
- 極端に苦手な科目がない
個別指導塾が向いているタイプ
- 決められたカリキュラムではなく、学習内容を個別にカスタマイズしてほしい人
- 集団塾の一斉授業についていくのが不安な人
- 人見知りをするタイプ
- 苦手科目や苦手分野がある
- 仲間から適度に刺激を受けたいタイプ(完全個別でない場合)
家庭教師が向いているタイプ
- 完全にマンツーマンで指導してもらいたい
- 相性のいい先生に教えてもらいたい
- 部活や他の習い事などで忙しく、自分のペースで勉強したい
- 自宅でリラックスして勉強したい
- 通塾の時間をはぶきたい
- 勉強が好きではない
独学が向いているタイプ
- 自分で計画を立てて勉強できる
- 成績を上げるために自分で分析と改善、努力ができるタイプ
- 自分のペースで学習を進めたいタイプ
集団塾に向かない子のおすすめ学習スタイル
「うちの子は性格的に集団塾には向いてなさそう」と思われている親御さんのために、塾に向かないタイプのお子さんに合ったおすすめの勉強方法をご紹介したいと思います。
集団塾に向かない子のおすすめ学習スタイル①:ネット個別指導塾
「性格的に集団塾に合わない」「集団授業についていけるか不安」というお子さんは、ネットで受けられるオンライン個別指導塾がおすすめです。
中でも個別指導歴が長くてしっかりしたノウハウを持った塾なら安心ですね。
おすすめネット個別指導塾
全国250教室、個別指導歴40年の「松蔭塾」をオンラインで学べる【ネット松陰塾】なら、日本全国どこに住んでいても安心して勉強できます。
- 対象年齢 小学1年生~中学3年生
- 先生は全員社会人のプロコーチ
- 生徒が複数のコーチングコースと完全マンツーマンのプライベートコースから選択
自立学習教材「Showinシステム」を使って楽しく学べるように工夫がされています。
小中5科目12万問以上もの演習が収録されていて、楽しみながらも効率よく学力アップを目指せますよ。
松蔭塾が監修している、教育に役立つ情報満載のガイドブック「才能を育てる学習法」をもらえる「GIQ子ども能力遺伝子検査」の記事も参考にしてくださいね。
集団塾に向かない子のおすすめ学習スタイル②:オンライン家庭教師
「うちの子にピッタリ合った学習カリキュラムを組んでもらいたい」「勉強が苦手だから、手取り足取り教えてもらいたい」という方にはやはり家庭教師がおすすめです。
- 家庭教師は費用が高い
- 自宅に家庭教師の先生が来ると気を使う
家庭教師を利用する場合、高い費用と自宅に先生が来る点がネックになって悩む親御さんが多いと思います。
その点オンライン家庭教師なら、先生の自宅からの距離や交通費のことなど心配することなく通常の家庭教師より費用を抑えて利用できますよ。
おすすめオンライン家庭教師
【オンライン個別指導塾Wam】なら、家庭教師の先生からマンツーマンで指導を受けられます。
先生が自宅に来ることがないため、親の負担がないところもメリットですね。
- 対象年齢 小学1年生~高校3年生
- 40分コースと90分コースから選択可能
- 先生は有名大学に通う現役学生講師やプロ講師
- 専任の教育アドバイザーが学習や進路の相談に乗ってくれる
- 急な予定が入っても振替ができる
- 1ヶ月間月謝が無料(90分授業×4回)
- +20点の成績保証つき(達成できなければ2ヶ月間の授業料が無料 ※適用条件などは要確認)
集団塾に向かない子のおすすめ学習スタイル③:通信講座での独学
自分で勉強の計画を立てて実行できるタイプのお子さんであれば、少なくても好きな科目は独学でも問題ないと思います。
苦手科目は個別指導や家庭教師をスポット的に利用し、得意科目は自分で学習するなどメリハリをつけて勉強するのもいいですね。
独学で勉強する場合におすすめの教材
大昔の話になりますが、自分が大学受験の勉強をしていたときZ会の通信教育を利用していました。
Z会の通信教育というと当時は大学受験専門の通信講座というイメージでしたが、今は幼児教育のコース~大学受験まで幅広く網羅されています。
私の場合は私立文系の3科目に絞って勉強していたため、塾や予備校を利用することなくZ会をフル活用して自宅学習で乗り切ることができました。
Z会の問題は昔から難問かつ良問ぞろいで丁寧な添削が特徴。
宣伝アニメーションの学生さんたちは優秀すぎて(笑)Z会のみで最高学府に合格したことになっていますが、基本的に通信講座は得意科目をより伸ばしたい場合におすすめです。
公式ホームページ内の「資料請求」の箇所をクリックすると、年少~高校3年生までお子さんの学年に合った教材の資料を請求できますよ。
学習スタイル別の特徴【親目線で押さえておきたいポイント】
勉強するのは子ども自身ですが、教育費を出すのも塾への送迎も親の負担になりますよね。
子どもに合った勉強スタイルを選ぶことがいちばん大切ですが、成績アップを目指したり受験勉強を乗り越えたりするのは、親子二人三脚だからこそ成し遂げられるものです。
ここでは親目線で押さえておきたい、学習スタイル別のポイントをみていきましょう。
親目線でみた場合1:子どもが総合塾に通う
- お友達といっしょに楽しく学べると安心
- 近くのお友達といっしょに通えると、暗い帰り道も安心
- いっしょに通えるお友達がいると親の送迎の負担が減る
- 勉強や受験に関する豊富な情報を得やすい
- カリキュラムがしっかり組まれているため、自分で学習スケジュールを立てる必要がない
- 個別指導塾や家庭教師と比べると比較的費用が安い(中学受験の総合塾は別)
- 子どもに苦手科目がある場合、総合塾では克服しにくいため別途自宅でのフォローが必要
- 決められたスケジュールに合わせて授業を受けるため、休んだときに振替授業を受けられない
長男の中学受験を、集団塾と自宅での親塾で乗り切った体験談はこちら。
https://yoshinonnon.net/how-to-improve-math-for-junior-high-school-exams/
親目線でみた場合2:子どもが個別指導塾に通う
- 総合塾だとついていけるか不安な子どもでも、個別なら細かい指導を受けられる
- 子どもに合ったペースで学習を進めてもらえるため安心
- 集団塾と比べて講師との距離が近いため、疑問点や不安なことがある場合講師に相談しやすい
- 用事や体調不良で休んだ場合でも、振替授業を受けやすい
- 相性のいい先生に出会えるかわからない
- 集団塾に比べると月謝が高い
親目線でみた場合3:家庭教師を利用する
- 完全にマンツーマンで指導してもらえるため、子どもに合った学習プランを立ててもらえる
- 本人や親の希望に合った先生を選びやすい
- 塾への送迎をしなくていい
- 家庭教師の資質の差が大きいため、ひとりの先生に任せることに不安を感じる場合がある
- 家に来てもらう場合、お茶やお菓子の準備などに気を使う
- プロやベテランの先生を希望した場合、費用が高くなる
- 受験に関する情報収集を自分でする必要がある
親目線でみた場合4:子どもが独学で勉強する
- 市販の問題集や通信講座で学ぶ場合、経済的な負担が少ない
- 得意科目と苦手科目にかける時間配分などを自由に決められる
- 夜遅い時間帯に通塾しなくていいため、親の送迎が不要
- しっかり自己管理ができるタイプの子どもでないと不安
まとめ:塾が合わない子はオンライン個別指導orオンライン家庭教師がおすすめ
- 教室に通う場合や家に来てもらう場合とちがい、オンラインだと自分や講師の住所に関係なく先生を選ぶことができる。
- 個別指導でも塾に通うスタイルだと、夜遅くの外出が心配だし送迎が大変。
- 直接指導だと感染症のリスクが心配。
- 講師も移動時間を考慮する必要がないため、比較的希望に合った日時にスケジュールを組みやすい。