奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。子育てを通じて感じたことや子どもの教育に関する情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
中学受験の算数って、特別むずかしいですよね。
「算数を制する者は受験を制す」といわれているくらい、特に中学受験においては算数の出来が合否を左右するといっても過言ではありません。
実際に算数が苦手で中学受験を撤退するお子さんも多いとか・・・。
我が家の長男も6年前に中学受験を経験していますが、やはり最初から最後まで算数で苦労しました。
親がふたりとも文系脳のため遺伝的な要素も否定できませんね。
今回は「中学受験を目指している子どもがいるけど、算数が苦手で悩んでいる」という親御さんに向けて記事を書きました。
3月生まれ&肝心の算数が苦手という絶望的な状態だった長男が無事に第1志望校に合格できた体験談と、「もっとこうすれば良かった」という反省点について書きたいと思います。
先に結論をいうと、算数が苦手な場合は「プロに個別指導をお願いする」のがベストだと感じました。
中学受験の算数がとにかくむずかしいという問題
難関国立大学の出身者でも、中学受験の経験がない人は解けないといわれているくらいむずかしいのが中学受験の算数です。
親御さん自身が中学受験の経験者で、かつ御三家レベルや難関校出身の方にとっては特殊な中学受験の算数の問題もさほどむずかしいと感じられないかもしれません。
またそんな親御さんのお子さんなら、恐らく集団塾で訓練を重ねることでむずかしい算数の問題も解けるようになる可能性が高いと思います。
問題なのは、我が家のように両親ともに公立中学校出身でかつ文系脳というパターン。
- 親が中学受験を経験していないため、家で教えてあげられない。
- 親が勉強して教えてあげようと思っても、いつの間にか方程式を使ってしまう。
- 中学受験では算数のひらめきやセンスが試されるため、生まれつき文系の子には不利。
算数塾の個別指導
以上の問題から「中学受験未経験の文系両親から生まれた文系の子ども」が中学受験に挑むのは相当ハードルが高いのです。
長男の中学受験体験談~合格までの道のり~
今は小学校の1年生や2年生から中学受験の専門塾に通う子が増えているらしいですね。
正直「一体いつ遊ぶのだろう?」と疑問ですが、周りのお子さんが塾通いを始めると「我が子だけ遅れをとってしまうのでは」と不安になる親心もわからないわけではありません。
現在高1の長男が中学受験をしたころは、3年生の終わりの1月に入塾テストを受けて3年間の塾通いで中学受験を目指すというパターンが王道でした。
長男の中学受験体験談1:最初の関門は入塾テスト
長男は小学3年生の12月と1月に某大手中学受験塾の入塾テストを受けました。
科目は算数と国語の2科目。
1回目の入塾テストで算数と国語の偏差値の差が20もあったという驚異的なでこぼこ具合。
「国語が素晴らしいですね。」とほめていただきましたが、国語がすごいというより算数がひどすぎる(涙)。
「1月にも試験を受けられるので、良かった方の成績でクラスを決めます。」と先生が言ってくれたため、2回目の入塾テストに向けて猛特訓が始まりました。
中学受験塾入塾テストの算数対策:おすすめの問題集
1月の入塾テストが2月入塾前の最後の試験になるため、背水の陣が敷かれた状態での自宅学習となりました。
クラスなんて入塾してからでも上がったり下がったりするので、「大げさ」だと思われるかもしれません。
ただみんなが同じように頑張る中、入塾してからクラスアップを目指すのはなかなかむずかしいのです。
そしてどの塾にもいえることですが、「トップクラスほどいい先生が担当する」という残酷な現実が。
正直トップクラスの生徒さんはどんな先生でも大丈夫だと思うのですが・・・。
「最初にいい先生に教えてもらって、勉強が楽しいと思ってくれたらいいな」という思いがあったため、1ヶ月間でできる限りのことはしようと決心しました。
そこで、テストまでの1ヶ月間で活用したのがきらめき算数脳 小学3・4年生 (サピックスブックス)です。
難関中学受験の集団塾トップ校である「サピックス」から出されている問題集だけあって、まさに「算数脳」が鍛えられる内容。
1冊解いただけなのに、2回目の入塾テストでは1回目と比べて算数の偏差値が10以上もアップしたのは驚きでした。
問題はカラーイラストが満載で、子どもが飽きずに問題と向き合えるような工夫がされています。
そして解説がとてもわかりやすいのも、親としてはありがたかったですね。
幼児期から算数脳を鍛えたい場合
引用元:「モコモコゼミ」公式ホームページ
入塾テストの救世主?となった「きらめき算数脳」はサピックスの通信教育ピグマから生まれた問題集です。
幼少期から中学受験を見据えて算数脳を鍛えたい場合、サピックスの通信教育ピグマキッズくらぶと提携しているこぐま会教材、提携SAPIX(サピックス)ピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」がおすすめですよ。
可愛いキャラクターたちといっしょにハイレベルな問題にとり組めます。
1ヶ月でも効果があったので、小さいころから始めると入塾テストまでには充分時間がありますね。
「初月は合わなかったら無料」キャンペーンで開始できるため安心です。
長男の中学受験体験談2:途中経過
今住んでいる地域では学年の6割~7割近くが中学受験をするため、長男自身塾通いをすることに抵抗はなかったようです。
最初の1年間は緊張感もあったのか、それなりに頑張っていましたが早くも5年生から失速しました。
塾は休まずに通っていましたが、自宅学習の時間はなんと1週間に2時間程度。
当時小学1年生だった長女の勉強時間の方がはるかに長かったですね。
今でこそ笑い話ですが、当時はみるみる下がっていく成績を見て顔面蒼白になっていました。
途中からは私も主人もほぼあきらめモードで、「もう公立中学校でもいいかな」と考えるようになりました。
中学受験勉強の途中経過:やはり算数がネック
文系の長男にとっては、やはり算数がキツかったみたいです。
勉強時間があまりに少なかったため中学受験の撤退も検討しましたが、なぜか当の本人は塾通いだけはやめようとしませんでした。
結局主人が休日に家で算数を教えたり、平日は私が教えたりしていましたが、算数の成績はまったく伸びず途方に暮れていました。
長男の中学受験体験談3:小6の夏期講習をキャンセル【天王山の夏】
受験生にとって「天王山の夏」といわれるくらい、夏休みの過ごし方が秋以降の成績や合否に大きく影響してきます。
そんな大切な夏休みなのに、あろうことか私は夏期講習をキャンセルしました。
塾の責任者にも猛反対されましたが、結局長男は小6の夏期講習を受講しませんでした。
1学年に百数十人もいるマンモス校でしたが、夏期講習を受講しない選択をしたのは我が家だけだったでしょうね。
長男の中学受験体験談:小6の夏期講習をキャンセルした理由
- 相変わらず算数と国語の偏差値の差が大きい。
- 塾では算数と国語の授業時間が同じであるため、算数を強化するカリキュラムになっていない。
- 国語の読解問題はあまりたくさん解かなくても大丈夫そうなので、夏休みは漢字と語句を中心に勉強すれば充分。
- とりあえず算数優先。理科・社会も秋以降の追い込みでなんとかなりそう。
以上の理由から、夏休みは夏期講習を受けさせずに自宅で塾のテキストを使用して算数の復習を中心にとり組むことに。
母親塾と父親塾の開校です。
長い夏休みでしたが、結局算数の基礎的な問題を復習するだけで終わってしまいました。
本人も夏期講習がないのをいいことに、ゆっくりと過ごして好きな時間に勉強を数時間だけする毎日。
今思えば、夏休みにリラックスして休憩?したから直前の追い込みで頑張れたのでは、と密かに思っています。
夏期講習だけで17万円かかる予定でしたが、夏期講習代が浮いたためお盆のトップシーズンを外して長野県に1泊旅行にも行きました。
長男の中学受験体験談4:忘れもしない最後の模擬試験
長男が通っていた塾が主催する受験前最後の模擬試験は12月23日に行われました。
結果は第1志望校の偏差値にまったく届かず。
第1志望校とは別にほぼ確実に合格できそうなレベルでとても雰囲気のいい学校をみつけていたので、親的にはこの学校が第1希望のつもりでいました。
家族みんなで文化祭にも行きましたが、おっとりした長男にピッタリの雰囲気です。
長男は中学受験で有利と言われている早熟タイプとは真逆のタイプ。
「無理せず合格できる、牧歌的な雰囲気の学校でゆっくり成長してくれたらいいなあ」と願っていたのです。
長男の中学受験体験談5:長男本人のスタンス
ところが肝心の本人は「そこの学校、偏差値が低いから行きたくない」と言うのです。
「いや、あなたの偏差値にピッタリの学校なんだけど」と思いましたが、どうやら長男は本気で上位校を滑り止めにして、さらにその上の難関校を目指すつもりでいる様子。
だったらもうちょっと早くから真面目に勉強しておけばよかったのに・・・。
長男の中学受験体験談6:最後はどこまで偏差値が伸びたのか?
12月23日に行われた最後の模擬試験が終了してから、やっと勉強スイッチが入った長男。
「え、今ごろになって??」と思いましたが、ある意味伸びしろが残っているとも考えられるため、ここまできたら最後まで親子で頑張ろうと思いました。
最後の最後に遊びのエネルギーを勉強に向ける
入試本番が2月1日だというのに、12月半ばまで中学受験をしないお友達と放課後普通に遊んでいた長男。
そして受験が終わったらそれまで遊べなかった受験組のお友達とも楽しそうに遊びまくっていました。
「常に遊んでいませんか?」状態でしたが、ラスト1ヶ月半は遊びに費やしていたエネルギーを一気に勉強に向けました。
結局長男が本気を出してから偏差値を測る機会がなかったため、受験直前に模擬試験を受けていたらどんな結果が出ていたのかわかりません。
どこまで伸びていたのか、数値で確認できなかったのは残念でした。
それにしても、もっと早く本気を出して・・・。
長男の中学受験体験談7:直前の冬休みに頑張ったこと
長男の第1志望校は共学の中高一貫校でしたが、冬休みは塾の冬期講習に加えて自宅ではあえて男子校の算数の問題を解いていました。
男子校は特に算数がむずかしいため、男子校の問題を解き慣れていたら第1志望校である共学の算数の問題は解きやすく感じるはず、と思ったからです。
国語は女子校の方がむずかしいため、女子校の過去問も解きました。
長男の中学受験体験談8:長男がいきなりトップ校を目指し出す
ところが長男は上位校と難関校をすっ飛ばして、さらに上の神奈川県内の男子御三家を目指し始めました。
長男が目指し出した神奈川県内男子御三家の学校は、東京の男子御三家を受ける子たちがみんな受けに来る学校。
東京の男子御三家に行く子たちは、大学受験では東大や京大、医学部まっしぐら集団です。
いきなりトップ校を目指し始めた長男:塾の室長の言葉
チャレンジ校はあってもいいと思いますが、神奈川県内男子御三家はさすがにチャレンジ過ぎて26,000円の受験料は完全に寄付金状態。
塾の先生に本人が受けたがっていることを伝えるのもはばかられました。
面談で恐る恐る伝えると、室長は顔色ひとつ変えずに「2月1日の抑え校、2日の第1志望校の両方が受かれば3日に本人が受けたがっている御三家を受験させましょう。難関校を目指すことで2日の第1志望校の合格率が上がります。ただし2月2日の第1志望校が残念だった場合、翌日の3日は第1志望校の2回目を受けることになるため、御三家は受けられません。3日に御三家を受験するためにも、2日の第1志望校は必ず1回目で受かるつもりで」とのことでした。
「なるほど。第1志望校の合格確率を高めるために御三家を受験させるということか」と主人と私は納得して受験本番を迎えることになりました。
長男の中学受験体験談9:受験本番
普段ほとんど仕事を休まない主人ですが、1月のお試し受験校と2月1日~2月3日までの本命受験日はすべて仕事を休んで主人が試験に付き添いました。
受験本番:お試し受験
お試し受験校として、1月に埼玉の中高一貫校を受験しました。
練習受験とはいえ、初めての本番の試験です。
家で待っている間、ずっと落ち着かなくていてもたってもいられません。
早朝まだ暗い時間帯に家を出て行って、4科目受験して午後に帰宅。
学校によっては試験当日にネットで合否判定がでます。
お試し受験校は無事「特進クラス」で合格。
もし進学していたら1年間授業料が無料だったので、埼玉県に近い場所に住んでいたら本当に通っていたかもしれませんね。
お試し受験校がうまくいったため、調子づいた?長男は本気で御三家の過去問を解き出しました。
受験本番:2月1日
2月1日は、午前と午後に安全校を受験しました。
午前と午後は移動してちがう学校を受験する子が多いのですが、移動に費やす時間と体力の消耗を考慮して午前と午後は連続で同じ学校を受験することに。
牧歌的で長男にピッタリの安全校も、無事に午前と午後両方合格していました。
受験本番:2月2日
さらに調子づいた長男は、2日の第1志望校にも無事合格。
「やっぱり算数ができなかった。多分落ちてる」とあきらめモードのままネット上で合格発表を確認した長男。
私も無理だったのだと思って合格発表時間には下の子たちとお風呂に入っていました。
「え?受かってる!」と1階から長男の声が聞こえた瞬間、私は光の速さで1階の長男の元へ。
2月でしたが、素っ裸でも寒さなんて1㎜も感じません。
「お母さん、よろこぶのはいいけどちゃんと服着て!」とあとから長女が服を持って追いかけてきました。
自分の目で合格を確認した瞬間は、大げさではなく本当にそれまで生きてきた中でいちばんうれしくて、飛び上がってよろこびました。
今でも昨日のことのようによろこびや感動がよみがえってきます。
親って、子どもに起こった出来事は自分のこと以上によろこんだり悲しんだりできるものなのですね。
一方で長男は、「明日が本番だから」と冷静な様子。
最後まで親子の温度差が・・・。
受験本番:2月3日
これまで受けた学校をすべて合格していた長男は、意気揚々と御三家の受験会場へ。
第1志望校に合格できたのも、長男が憧れた御三家校の存在があったからこそ。
大きなよろこびと感動を与えてくれた学校には感謝しかありません。
ここまでくれば26,000円の受験料を寄付するのもありです。
当然ながら、御三家は不合格でした。
「おかしいなあ。国語はできたのになあ。」と首をかしげる長男。
最後まで苦手な算数と向き合っていましたが、さすがに御三家レベルの算数は厳しかったのでしょう。
まあ、麻布や開成を受ける男子たちの受験校ですからね。
長男の中学受験体験談10:受験を終えて
結果的に志望校合格を果たすことができたものの、中学受験の伴走は自分の大学受験より辛かったです。
自分の成績は自分の頑張りがそのまま反映されるため、ある意味単純。
我が子とはいえ他人に勉強させることがこんなに大変だなんて、思ってもいませんでした。
もう完全に寿命が縮まりましたね。
合格発表で若干持ち直しましたが。笑
それでも親や塾の先生の予想を超える結果を出せた長男。
3月生まれの長男は、ほとんどの子が12歳で受験する中でまだ11歳でした。
最後は本当によく頑張りました。
苦労もあったけれど、たくさんの感動をありがとう!
算数塾の個別指導
親子二人三脚で乗り切った中学受験の反省点
なんとか親子二人三脚で乗り切った中学受験。
長男が小学5年生の冬に生まれた末っ子は、まだ受験本番時には1歳になったばかり。
乳児の世話をしながらの受験の伴走は大変でしたが、末っ子の存在が癒しになったのも事実です。
まさに家族一丸となって乗り切ったといえますね。
中学受験の反省点1:算数だけはプロに任せるべきだった
親のスキルの問題もありますが、親子は関係性が近すぎて感情的にならずに親が子どもに勉強を教えるのはほぼ不可能です。
- 社会・理科の一問一答をいっしょにやる
- 漢字の書き取り
- 語句の意味を教える
上の3つくらいが親子学習の限界だと感じました。
中学受験の算数専門塾:夏井算数塾
6年生になったら大手塾と併用して個別指導塾や家庭教師をつける親御さんも多いみたいですが、我が家は最後まで塾と自宅学習のみでした。
今思えば、算数だけはプロの先生に個別で教えてもらえばよかったと思っています。
長男が受験したころはオンラインの個別塾や家庭教師のサービスはありませんでしたが、今は中学受験の算数専門塾でも教室型とオンライン型の好きな方を選んで教えてもらえます。
中でも夏井算数塾は完全マンツーマンの算数個別塾。
教室型でもオンライン型でも、1対1の個別指導なのでお子さんのレベルに応じて教えてもらえるのは安心ですね。
中学受験の反省点2:もっと「得意」を伸ばしてあげればよかった
どうしても苦手科目や苦手分野にばかり目がいってしまい、長男の苦手を克服することに一生懸命になっていました。
算数が苦手でも平面図形は比較的正答率が高かったため、できるところをもっとほめて伸ばしてあげればよかったと反省しています。
算数=むずかしい・苦手
から、
算数=わかる・解けたら楽しい
というレベルまで、親のチカラではもっていくことができませんでした。
親だとどうしても感情が入ってしまうので、ほめて伸ばすのもプロの先生の方がきっと上手なのでしょうね。
長男の数学の成績:中学生~高校1年生
最後に中学受験の算数で苦労した長男の数学の成績について少しふれたいと思います。
長男の数学の成績:文系脳でも数学はなんとかなる
中学受験の算数ではあれほど苦労した長男でしたが、数学に関しては、今のところまだ塾通いなしでも頑張れている様子。
中学や高校の数学は、理系脳が求められた中学受験の算数よりも解きやすいみたいですね。
中学受験が終わったら終わったで、「うちの子は算数が苦手だったから、数学でも苦労するんじゃないかしら」と心配になりますよね。
ある程度公式に当てはめて解ける数学は文系の子にとっても比較的解きやすく、そこまで心配しなくてもいいようです。
特に数学の「証明問題」などは文系の子は得意ですね。
長男の数学の成績:中学受験で鍛えられた成果?
公式に当てはめて解ける数学は文系の子でも大丈夫、と書きましたが「中学受験で苦手な算数の問題と向き合ったという土台」が数学の問題を解くチカラにつながっていると感じます。
というのも、中学受験を経験していない私は最初から数学が苦手でした。
「方程式を使わずに難解な算数の問題を解く」経験を積んだからこそ、数学の問題が解きやすく感じるのでしょうね。
3年間中学受験の算数の問題と向き合い続けた経験は、決して無駄にはなりません。
無理をしてまで中学受験をするべきだとは思いませんが、脳みそがやわらかい子どものころに吸収したことは、その後の人生でもきっとプラスに働きますよ。
まとめ:中学受験の算数の伸ばし方
親塾でもある程度までは教えてあげられますが、はっきりと偏差値で確認できるくらい成績を伸ばしたい場合はやはりプロに指導してもらうのがベストです。
大手塾だけでも授業料が高かったため、「これ以上は払えない」と思って自宅学習を続けましたが、結局難関男子校の算数に対応できるほどの実力はつきませんでした。
- 男子校を目指している
- 算数の配点が高い学校を目指している
- 女子校や共学でも、難関校を目指したい
特に上に書いたような目標をお持ちのお子さんで、算数が苦手な場合は早めにプロに相談した方が受験校選びの選択肢が広がります。
長期間大手塾との併用になると経済的にも体力的にも厳しいので、春休みや夏休みなど学校が休みの長期休暇中に個別指導をお願いするのもいいですね。
今はオンラインの家庭教師なども自由に選べる時代ですが、中学受験の算数の問題はとにかく特殊です。
中学受験専門の算数塾で指導してもらうのが成績アップへの最短ルートであることは間違いないですね。