
奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。子育てを通して感じたことや子どもの教育に関する情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
子どもの習い事として昔から人気のスイミング。
学校のプール教室で困らない、心肺機能が高まって体力やつく、などの理由でお子さんにスイミングを習わせたいと考えている親御さんも多いのではないでしょうか。
我が家でも、上の3人は小学生になってからそれぞれ約3年間ずつスイミングスクールに通いました。
現在幼稚園に通う末っ子も、小学校に入学してからスイミングを習わせたいと思っています。
今回は、子どもがスイミングを習うメリットと習い始めるのに適したタイミング、スイミングスクール体験談について書いていきたいと思います。


スイミングを習い始めるのは何歳からがベスト?
周りでは幼稚園くらいからスイミングを習い始めるお子さんが多いようです。
小さいころから習い始めて、小学生になるまでにある程度泳げるようになっていれば学校で夏場に行われる水泳の授業も楽しめますよね。
スイミングを習い始める年齢1:ベビーコース
スクールにもよりますが、生後4ヶ月~6ヶ月くらいから2歳くらいまでのベビーコースには親子でいっしょに参加します。
ベビーコースからスタートするメリット
- 子どもが水に対する恐怖心を抱く前から水に慣れさせることができる
- レッスン中に親子でスキンシップがとれる
- 親の運動不足も解消できる
- グループレッスンを通して他の親子とコミュニケーションがとれる


スイミングを習い始める年齢2:幼稚園に入園してから
オムツがとれて、トイレで用が足せるようになる3歳になってからスイミング教室に通わせる方も多いようですね。

幼稚園に入園してからスイミングを始めるメリット
- 親の付き添いが必要なくなる
- コーチの言うことを理解できるようになるため、上達しやすくなる
- 小学校の水泳の授業で困らなくなる


スイミングを始める年齢3:小学生に入学してから
うちの子供たちは小学生になってからスイミングスクールに通い始めました。
周りに比べると少しスタートが遅かったかもしれませんが、3~4年生のうちにみんな25メートル泳げるようになったので小学生になってからでも充分だったと思っています。
また幼稚園時代よりは基礎体力がついているため、風邪でスイミングをお休みすることがほとんどなかった点もよかったですね。

小学校に入学してからスイミングを始めるメリット
- 身体の成長が著しい時期に全身運動ができるため、バランスのよい筋肉づくりができる
- 定期的に行われる進級テストの合格を目指すことで、我慢強く努力できるようになる
- 昇級のないスポーツと比べて自信をつけやすい
- 泳ぎ方の種類を増やす・泳ぐ距離をのばすなど、目標をもつことでチャレンジ精神を育むことができる
- 水の危険性を学ぶことができる
- 着替えがスムーズにできるため、親が手伝わなくてもいい



スイミングの習い事が人気の理由~スイミングのメリットから考える

引用元:リセマム
バンダイが2019年に発表した「子どもの習い事に関する意識調査」によると、子どもが習っている習い事の第1位がスイミングでした。
私が子どものころからスイミングは人気だったので、30年以上も前から習い事として根強い人気があるのですね。
習い事の王道ともいえるスイミング。
スイミングを習うメリットに人気の秘密がありそうです。
子どもがスイミングを習うメリットとは?
- 全身の筋肉を使って効率的に全身運動ができる
- 水圧によって呼吸筋が鍛えられ、陸上で運動するより心肺機能が強くなる
- 泳げるようになることで自信がつく
- 学校の水泳の授業を楽しめる
- 他のスポーツと比べてケガの心配が少ない
- 水圧によりエネルギー消費量が増えるため、子どもの肥満予防になる
- 進級試験の合格を目指して努力をするなど、チャレンジ精神が培われる
- 道具代などがほとんどかからないから経済的
- 親の付き添いなど、親の負担が少ない

スイミングを習うデメリットって何かある?
- プールのお水は塩素消毒されているため、皮膚が弱いお子さんは注意が必要
- 先生との相性次第でやる気が変化する
プールのお水は塩素殺菌されているため安心できますが、皮膚が弱いお子さんや皮膚に疾患のあるお子さんにとっては塩素が刺激になることも。
皮膚が弱い人はあらかじめかかりつけ医に相談してくださいね。
先生との相性が大事なのはどんな習い事でも同じですね。
ただスイミングは級によって先生が変わることが多く、一時的に厳しい先生に当たっても進級すればまた別の先生に習う可能性が高いため、さほど心配することはなさそうです。
うちの子供たちも「今のコーチ、厳しいから早く進級テストに合格して次の級にいきたい。」と時々言っていましたが、先生との相性が原因となって途中でやめるようなことはありませんでした。
マンツーマンだと先生との相性がとても重要になりますが、スイミングスクールは集団レッスンで他のお友達もいるため、みんなでいっしょに進級を目指して頑張れるのもメリットですね。
我が家の子供たちの場合【スイミング体験談】
長男、長女、次女と3人とも小学1年生から週1ペースで最寄り駅の近くにあるスイミングスクールに通っていました。
「クロール」「平泳ぎ」の2種目で25メートル泳げるようになるまでかかった期間は2年半~3年くらい。
長男と長女はバタフライでも泳げるようになりました。
スイミングスクールによって進級試験の合格基準がちがうみたいですが、特に「フォームの綺麗さ」を重視するスクールだったので少し時間がかかりましたね。
3人とも運動が得意なわけではありませんが、スイミングは練習を重ねることでちゃんと泳げるようになります。
25メートル泳げるようになったことで水泳に対する苦手意識がなくなり、自信もついたようで低学年から習わせておいてよかったと思っています。

スイミング体験談1:長男編
現在高校1年生の長男は、小学校1年生の途中から約3年間でバタフライの途中までいきました。
中学受験のための塾通いが始まったため、スイミングは小学4年生の途中でやめましたが中学校に入ってからの水泳の授業も楽しくとり組めていたようです。
スクールをやめてからは夏場に学校の授業で泳ぐだけでしたが、泳ぎはいちど覚えると忘れないのもいいですね。
男子に人気のサッカーや野球などは習っていませんでしたが、水泳ができるだけでも長男にとっては自信になったみたいです。
中学3年生以降は感染症の拡大により、水泳の授業がなくなったのが残念。
スイミング体験談2:長女編
現在小学6年生の長女ですが、やはり長男と同じように約3年間でバタフライまでいきました。
長女は本格的にバタフライをマスターするところまでいったため、学校の水泳の授業も楽しみにしていました。
ところがやはり感染症の拡大が原因で、5年生からパッタリと泳ぐ機会がなくなっています。
クロールも平泳ぎも、せっかくマスターしたバタフライも披露する場所がなくて残念そう。
運動全般に苦手意識がある長女ですが、スイミングだけは唯一自信をもてる分野。
来年中学校に入ったら、また水泳の授業が再開されることを願っています。
スイミング体験談3:次女編
長男と長女と比べると、次女はスイミングに対して少し苦手意識をもっています。
感染症が原因でスクールが長期間お休みになったため進度も遅く、現在小学4年生ですが最近やっと25メートルを泳ぎ切ることができるようになりました。
バタフライまではマスターできませんでしたが、本人がもうやめたがっているので今月末でスイミングスクールを退会する手続きをしました。
同じスクールでチアダンスを習っていますが、チアダンスの方は楽しくて仕方がないようですね。

スイミングだけでなく、体操教室やダンス教室などいろいろ選べる総合的なスポーツクラブだと、お子さんにピッタリの習い事を見つけられますね。
関東圏を中心に関西にも店舗がある【ティップネス・キッズ】だと、スイミングスクールを中心にダンスや武道、知育教室まで幅広く展開しています。
興味のある方はお近くにスクールがあるかチェックしてみてくださいね。



まとめ:スイミングスクールの習い事はこんな人におすすめ【年齢別】
- 小さいころから水に慣れさせたい人
- 小さいころから水中で全身運動をさせたい人
- 夜にしっかり眠れるように昼間に運動させたい人
- 親子でスキンシップを楽しみたい人
- 同じ月例のお友達が欲しい人
- 他の親御さんとコミュニケーションをとりたい人
- 親の運動不足を解消したい人
- オムツが外れてからスイミングを習わせたい人
- 身体の特定の部分に負担をかけることなく、バランスよく全身の筋肉を使う
- 運動をさせたい人
- 心肺機能を鍛えたい人
- スポーツを習わせることによるケガが心配な人
- 小学校の水泳の授業に向けて泳ぎを練習させたい人
- 身体の成長が著しい時期に、全身運動をしてバランスよく筋肉を鍛えたい人
- 体力づくりができるスポーツをしたい人
- 進級試験の合格を目指すことで努力する習慣を身につけたい人
- 泳ぎをマスターすることで自信をつけたい人
- 小学校の水泳の授業を楽しみたい人
- 子どもに水の危険性を学ばせたい人

