奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
高校生から幼稚園児までの1男3女の子供がいます。子育てを通じて感じたことや子育てに関する情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
育児中のお母さん、お父さん、毎日お疲れ様です。
お子さんの年齢にかかわらず、子育ては思い通りにいかないことの連続ですよね。
小さい頃は乳幼児期独特の大変さがあり、大きくなったらお友達関係やお勉強、進路や将来への不安など子育ての悩みは尽きません。
私自身も「こんなに幸せでいいのかしら。」と思うくらい大きな喜びを子供たちから与えられることもあれば、「誰か助けて!」と叫んで逃げ出したくなるくらい辛い日もあります。
まだまだ母親として半人前ですが、この記事では日々子供たちと向き合う中で感じていることを書いていきたいと思います。
でも親が自分で悩みを作り出している部分も多いと思うの。
今よりもう少し肩の力を抜いて子供と向き合えればいいね。
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育児を語ることのむずかしさ
子育てについて語るのって、とてもむずかしいことだと感じています。
何人かの友人から「子育ての記事が読みたい。」と言われていて、どんなことを書けばいいかずっと考えていました。
4人も子供がいたら子育て関係のネタなんていくらでもあるでしょう、と普通は思いますよね。
ところが意外と子育ての記事って何を書けばいいのか思い浮かばなくて、なかなか着手できずにいたのです。
高校生〜幼稚園まで現在進行形で育児まっただ中にもかかわらず、子育て関係の記事を自分が書いていいのか迷ったくらいです。
先日アップしたオンライン学習の体験談のような記事は普通に書けても、「子育て総論」みたいな内容の記事となると、途端にタイピングが進まなくなってしまいます。
子育てのことをブログに書いている人は世の中たくさんいるのに、どうして私は書けないのか考えてみました。
「子育て日記」みたいな内容なら書けそうな気もしますが、「読者の悩みを解決する」ための記事となると急に自信がなくなるのです。
4人の子供たちを育てる中で「子育てには正解がない」という答えにたどり着いたのも理由のひとつかもしれません。
子供の数だけ個性があって答えがあるため、「この悩みに対する解決策はこうですよ。」と明確に伝えられないのですね。
結局目の前の子供とその都度向き合って最善の道を探っていくしかないのだと思います。
私は育児書の類は一度も読んだことがないため教科書的な育児論は書けません。
こんな状態ですが、日々子供たちと向き合う中で感じていることや自分自身の子供時代の記憶をたどりながら子育てについての考えを書いていきたいと思います。
頑張らなくてもいい
まず「子育てはそんなに頑張らなくても大丈夫」ということに気づきました。
「どんな風に頑張ればいいかを知りたいのに、頑張らなくてもいいってどういうこと?」
と思う人もいるでしょうが、15年間毎日子供たちと向き合ってきて少し前からようやく肩の力をぬいて子育てができるようになり、だいぶ楽になりました。
頑張りすぎて疲れてしまって心にゆとりがなくなると、逆にうまくいかなくなるの。
子供の吸収力
子供の吸収力ってすばらしいものがありますよね。
まるで乾いたスポンジが水を含むかのように、良いこともそうでないことも全力で吸収します。
それゆえ子供にとってプラスになることだけ学ばせたいと思ってもそれはむずかしいことですね。
「子供ってどうして知らなくてもいい言葉ほど早く覚えるの?」と思った経験がある人は私だけではないはず。
まさに「清濁あわせ呑む」を地でいくのが子供たちの本来の姿なのかもしれません。
子育てを頑張らなくてもいいというのは決して環境を選ばずに野放しにしても大丈夫、という意味ではないのです。
どんな土地に根を張るかは大事ですからね。
事実、たいていの親は子供のためにと一生懸命勉強させたり進路を選んだりします。
でも子供にとってベストな進路に導いてあげられたかどうかは後にならないとわからないものですね。
たとえば小学校受験や中学受験。
子供自身が「受験してよかった。」と思うこともあれば、「受験なんてしたくなかった。」と言い出す場合もあるでしょう。
ただ別の進路に進みたかった、別の環境で勉強したかった、と思うことがあっても子供はその経験すらも学びとして自分の将来の子育てなどに活かしていくのではないでしょうか。
だから親は精一杯考えてあげる必要はあるにせよそんなにカンカンになって頑張らなくても大丈夫。
愛情さえたっぷり与えていれば、それ以外のものは与えられても与えられなくても子供は必ずどんな状況下でも学んでたくましく成長していきます。
反面教師も立派な教師
成長するにつれ、子供は親や回りの大人のことを客観的にみて判断できるようになっていきます。
親の背中を見て学んで真似をすることがあれば、逆に親を反面教師として学びのひとつとすることもあるでしょう。
親も不完全なひとりの人間なのだと気づくときが必ずやってきて、そこからまた子供にとっての新たな学びがスタートするのだと思います。
親は努力をしなくてもいいというわけではありませんが、立派でいなければと気を張る必要はないのでは、と思っています。
不完全であればその不完全さからも子供はしっかり学んでくれます。
決して不完全な自分を正当化するわけではありませんが、親が「ひたむきに生きる姿」さえ見せていれば子供はどんな環境にあってもそこからあらゆることを吸収してつかみ取っていくものだと思っています。
多様性に学ぶ
世の中にはいろんな人がいて、いろんな考えを持つ人が集まっていることでバランスがとれていますよね。
子供たちにはぜひ「多様性を受け入れる」ことを身につけてほしいと願っています。
親の役割
多様性を受け入れることは誰かに教わったり机上の学習で学ぶのではなく、あくまでも日々の生活の中で自然に身につけてくれたらと思っています。
「多様性を受け入れる」ことそのものが素晴らしいだけでなく、さまざまなタイプの人を受け入れられるようになると、自分自身がとても生きやすくなるんですよね。
子供は本来ありのままを受け入れる性質を持っているので、多様性を尊重することができるかどうかは親の考えや態度によるところが大きいと感じています。
「子供にはできるだけ良い環境を与えたい」と思う親心はよくわかりますが、整えられすぎた環境が必ずしも子供にとってプラスに働くとは限らないと思うのです。
温室で育つということ
整えられた環境を子供に与えることは、わかりやすく例えると植物をビニールハウスで育てることと似ていると思います。
ビニールハウルの中では温度や湿度が適正に調整され、外部の天候や害虫からも守られているので安心ですよね。
ただ一生ビニールハウスに守られて生きることができるなら問題ないかもしれませんが、ビニールハウスそのものが自然災害などで倒壊することもあり得ます。
ずっと整えられた環境の中で成長してきた場合は、厳しい天候にさらされると生きていけなくなりますね。
私もビニールハウスで栽培された果物やお花を買うことはありますし、今はお魚も養殖で育てられたものが多いです。
どんな物事にも必ずプラス面とマイナス面が両方存在すると思っているので、決して整えられた環境の中で育つことをすべて否定しているわけではありません。
さて、農作物が健全に育つためには土壌の中の多様な微生物の存在が必要不可欠だそうです。
日本の農業を土から変える微生物の記事を参考にさせていただきました。
またビニールハウス内で同じ作物を育て続けていると、土壌の中の微生物の多様性や栄養のバランスが損なわれるため作物が育ちにくくなる「連作障害」が起こるとのこと。
子供を農作物に例えるのは少し抵抗があるかもしれませんが、人間も自然物の一部だと思えば同じことが考えられるのではないでしょうか。
子供が心身ともに健康に育つには、ある程度「多様性」に触れられる環境が大切ですね。
そして他者の多様な文化や人格、生い立ちや経歴などに目を向けて受け入れることが豊かな人生を歩む礎になると感じています。
繰り返しになりますが、どんな土地に根を張るかは重要なことです。
いくら多様性に触れるといっても、朝学校に登校したら窓ガラスが全部割られていた、みたいな環境ではさすがに困るので・・・。
子供が成育するベースとなる環境を選んであげるのは親の大切な役目のひとつですね。
ただ子供の環境選びも多分そんなに必死にならなくても大丈夫、ということを伝えたいと思いました。
人工的に整えられた環境でうまく育つこともあるけど、土壌の中の微生物や栄養分のバランスが整っていることが大事なのね。
まとめ
今回の記事では、ざっくりと子育ての基礎の部分における考えを書きました。
私は子育ての専門家やプロではないのであくまでもひとりの親としての意見です。
「子育ては頑張らなくても大丈夫」と思うことで子育てを楽しめるようになったので、もし毎日頑張りすぎて疲れている人がいれば少しでも参考にしてもらえればと思います。
- 子供の吸収力はすばらしいものがある。
- プラスのことからもマイナスのことからも子供はちゃんと学びとる。
- 親が立派である必要はない。
- 反面教師も立派な教師。
- 子供が育つ環境には「多様性」がある方がいい。
- 「多様性」を求めるなら子供の環境選びも必死にならなくて大丈夫。
- 頑張らないことで子育てを楽しめるようになる。
最後に
「4人も産むなんて子供好きなんだね。」とよく言われますが、半分その通りで半分はちがうのです。
昔は「子沢山なんて信じられない」と思っていました。
苦手だった子沢山番組
若い頃、大家族の様子を放映した番組を見るとすぐにチャンネルを変えていました。
「子供をたくさん産むなんて考えられない。自分は多くても絶対2人まで。」と心に決めていたのです。
物心がついた頃から赤ちゃんのお人形で遊ぶのが大好きだったので、早く子供が欲しいという気持ちはあったものの「たくさん産む」ことだけは想像もつきませんでした。
友人からも「安産と多産のイメージが全くない。」と言われていたくらいなので。
(どういう意味??)
やっぱり可愛い
上の2人の子供は、友人のイメージ通り安産というわけではなく、夜泣きも朝までノンストップ状態。
そのため子供はもう2人で充分だと思っていました。
それでもやっぱり子供は可愛くて、でも大変で、やっぱり可愛くて、と子供たちが小さいうちはジェットコースターみたいに感情がアップダウンする日々を送っていました。
そんな中で3人目の次女を授かり、子供が2人のときよりもはるかに忙しくなったものの、不思議と精神的にはそこまで大変だとは思いませんでした。
マラソンでいうところの「デッドポイント(1番苦しいところ)」を過ぎてランナーズハイならぬ育児ハイ状態になりつつある自分に気づきました。
3人目の壁をのり越えると、子育ての喜びと面白さが辛さを上回ってまたもうひとり欲しくなるのです。
もちろん1人目の育児から存分に楽しめる人もいると思いますが、私の場合は3人目の育児がターニングポイントになりました。
そして4人目の子が欲しいと思ったとき、生まれてはじめて大家族の親の気持ちが理解できたのです。
「ああ、こうして子供が増えていくのね。信じられないなんて思ってごめんなさい。私も後から続きます。」と心の中で懺悔しました。
神頼み
4人目の子はアクシデント(?)で授かったと思われることが多いのですが、心の底から願って授かりました。
年齢的にもむずかしいと感じていたので神社にもお参りに行きました。
さずがに祈祷まではしてもらいませんでしたが・・・。
そしてあきらめた頃、3人目の子と5歳差で末っ子が生まれてきてくれました。
長男とは10歳差になるので新生児のお世話は体力的にキツいと感じることはありましたが、「これが最後の赤ちゃん」だと思うと可愛くて愛しくて、家族みんなを毎日癒してくれています。
上の子供たちも成長しつつある中で「家族全員で赤ちゃんを育てる」感覚を味わうことができたのは末っ子の育児がはじめて。
赤ちゃんのお世話をすることは、長男や長女、次女にとっても良い経験になったと思います。
4人の子供たちは、それぞれ可愛さの種類はちがっても愛しさの度合いはみんな同じです。
本当はもうひとりくらい産みたかったのですが、さすがに今世では無理そうなので今度生まれ変わったら5人くらい欲しいと思っています。
次に赤ちゃんを抱っこするときは孫かな、と思いつつこれからも日々子供たちと向き合っていきたいと思います。
「頑張らなくても大丈夫。」と自分に言い聞かせながら。
補足:文章力を身につけさせる
育児は頑張らなくてもいいけど、AIでは代替できない「書く力」だけは頑張って身につけさせてあげましょう。
どんな時代においても、言語能力や文章力はあらゆる仕事の基礎になります。
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