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家計管理

【在宅コールセンター】本当に稼げるの?~稼ぐまでの道のり~

よしのんのん
よしのんのん
この記事を書いているよしのんのんです。
奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
平日は在宅でテレマーケティングの仕事をしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

昨今は主婦を中心に在宅ワークが大人気です。

私にも幼稚園児~高校生まで4人のこどもがいますが、高校生でもテスト期間中はお昼頃帰宅するし、小学生も給食を食べた後すぐに帰ってくる早帰りデーがけっこうあります。

できれば子供が帰宅するときには、家で待っていて「おかえり」と出迎えてあげたいですよね。

また幼稚園に通う末っ子は週に3~4回預かり保育を利用しているものの、体調不良になると当然幼稚園を連続でお休みさせることになります。

そんなとき、やはり家で働ける状態であるというのはとても安心です。

「そろそろ社旗復帰したいけど、外に出て働くのは難しいのよね。」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、昨年から続けている在宅コールセンターの仕事の体験談を書きたいと思います。

今は在宅でできるお仕事を探す人が増えているよ。
特にコールセンターの仕事が主婦や学生さんに人気なんだって。

 



ビックリするほど稼げない!?

末っ子が幼稚園に入園して少し落ち着いた頃、家にいながらなんとか稼げないものかと日々ネットの求人広告を検索していました。

「完全在宅」「スキマ時間に」という言葉にひかれて、在宅コールセンターの仕事に応募しました。

個人の顧客に電話をかけてある会社の商品(健康志向のお菓子など)を売るテレマーケティングの仕事です。

元々しゃべるのは好きな方ですし、その会社の商品も何度も購入したことがあるくらい大好きだったので始める前は余裕だと思っていました。

ところが、まず今の時代個人宅へ電話をかけたところで大半が留守電か留守番電話なのです。

実際に話をして断られるならまだしも、まず話ができるところまでたどり着かないというもどかしさ。

オレオレ詐欺や振り込め詐欺対策の必要性も分かるのですが、延々と留守番電話相手に挨拶のセリフを入れ続けるのはなかなかむなしいものです。

報酬体系

報酬は時給ではなく、完全成功報酬型。

1つ商品が売れると、成果報酬は数百円単位で支払われます。

定期購入の受注は高単価ですが、まずほとんど電話がつながらない上にやっとつながったと思ってもほぼ断られる状況の中で定期購入をうながすことは至難の業です。

それに特別気に入った商品を自ら定期購入するならいいと思うのですが、こちらから数ヶ月以上の継続購入をすすめるのは何となく気が引けるもの。

1件あたりの報酬が高いため何とか定期購入を受注しようと頑張っている人が大半だと思いますが、長きにわたって顧客でい続けてもらうことが会社にとってもベストだと考えています。

それに恋愛と同じで、あっさり引かれた方が何だか気になって追いかけたくなりませんか?

というわけで、私は押すタイプの営業はしないことに決めています。

というより苦手なのでできないと言った方が正確かもしれませんが。

基本的には1回限りの単品購入をすすめて「お気に召したら定期購入もできますよ。」とひとことだけ付け加えるようにしています。

ちなみに企業と顧客が出会ってから両者の関係性が終了するまでにその企業が得られる利益のこと「LTL(Lifetime Value)」といい、日本語では「顧客生涯価値」とよぶんだよ。
「生涯顧客価値」はお子さんやお孫さんなど何代にもわたって築き上げていくものなので、ときには目先の商品を売ることより大切なこともあるね。

開始1ヶ月目の収入

しかしその結果、何時間と電話をかけ続けても稼げる額は数百円、うまくいって1000円ほど。

好きな時間に仕事ができるのは最大のメリットですが、最初の1ヶ月の収入は週に3日程度働いても1万円いくかいかないか。

時給に換算するといくらかなんて、怖くて計算もできませんでした。

それにしても、会社としても携帯電話の貸し出しや在宅ワーカーに送る商品サンプル代金に郵送代とそれなりに在宅スタッフには経費がかかっているはずです。

「ビックリするほど儲からない!」と叫びたかったのは、むしろ会社の方かもしれませんね。

あきらめなくてよかった!少しの工夫が成果につながる

在宅コールセンターの仕事を開始して2ヶ月目に入った頃、もう開き直って内職気分で働こうと決めました。

すると適度に力を抜いたのがプラスに働いたのか、少しずつ受注率が上がってきました。

やはり受注できると嬉しくなり、もっと頑張ろうという気持ちになるので明るく元気な声が自然と出るようになります。

そしてそれがさらなる受注につながる、という好循環のサイクルができてきました。

影響力の武器

またトークスプリスト(台本)に書かれている内容を変えてみたり、本を読んで営業の心理学なるものを学んで実践してみたり・・・と自分なりに工夫を重ねました。

「影響力の武器」という本では、営業や行動の心理学について学べます。

  • 返報性の原理

他人からなんらかの施しを受けた場合にお返しをしなければという感情が働くこと。

例:せっかく電話をもらったから買ってみようかな。

 

  • 一貫性の法則

自分の言動に矛盾がないように行動しようとすること。

例:「前に何度かいただいたことがあるの。ヘルシーだし美味しいわよね。」と自分で言った後に注文したくなる。

 

  • 社会的証明

何かを決断するとき、自分の考えよりも周囲の人たちやその他大勢の判断が正しいと思い込む傾向があること。

例:「お中元やお供えなどに利用される方も多いですよ。」

→自分もお中元やお供えの用途で利用してみようかな、と思う。

 

  • 権威生の法則

自分より経験や実績のある人、また専門家の発言に無意識に従ってしまう心理状態。

例:「○○医科大学で長寿地域の人たちを調べたところ、腸内環境の整っている人が多いことが分ったそうです。」

→食物繊維が豊富でお腹の調子が良くなりそうな商品だから買ってみようかな。

 

  • 希少性の原理

人はなかなか手に入らないものに価値を見出す傾向があるということ。

例:「お電話限定のお得な商品のご案内です。インターネットなどではお買い上げいただけないんです。」

→電話限定の商品ならぜひ注文したい。

 

営業の心理学や行動の心理学を学ぶために4冊の本を読んでみたよ。
マーケティングについて学べる「影響力の武器」という本は、ビジネスに関わる人みんなにおすすめ!

 

 


影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか

 


影響力の武器 戦略編: 小さな工夫が生み出す大きな効果

 


影響力の武器 実践編[第二版]:「イエス! 」を引き出す60の秘訣

 


10秒で決めるテレアポ&電話営業術 即効! [ 浅野哲 ]

台本に加えた工夫

トークスプリスト(台本)も最初はそのまま読んでいましたが自分なりにアレンジしてみました。

話す内容の順番を変えたり言葉を付け加えたり、相手の反応を確認しながら試行錯誤を繰り返すうちに徐々に商品の受注率が上がっていったのです。

例えば商品の賞味期限を「40日」とだけ言うのではなく「賞味期限は40日間なので、今ご注文いただくとお盆過ぎまでゆっくり召し上がっていただけますよ。」と具体的にイメージしやすいような表現を心がけました。

ほんの数秒話す内容を付け加えただけですが、これは効果抜群。

また相手は商品をビジュアルで確認できないため「30㎝くらいの箱にひとつひとつ包装されたお菓子がギュッと詰まった状態でお届けします。」などと簡単なことでも一言加えると受注率がぐっとアップすることが分かりました。

工夫した結果

すると1ヶ月目の収入は1万円程度だったのが、2ヶ月目には5万円を超えるくらい稼ぐことができるようになっていました。

3ヶ月目に入ると、自分で今日は何個受注すると決めてゲーム感覚で楽しめるようになり、1日4時間程度の架電を週に3日程度続けて月に100個以上の商品を売ることができるようになりました。

現在は1日5時間程度の架電を週2日(たまに3日)の頻度で行っています。

フルコミットすればもっと稼げるかもしれませんが、他にもブログを書いたり週末は外に出て働いてもいるので、これくらいの頻度で働くのが今の私にとってちょうど良いバランスだと思っています。

それも子供たちの幼稚園や習い事の送迎で出たり入ったりしながら小刻みで働くことができるので、自由裁量の幅が大きくて満足しています。

法人相手の電話営業の特徴

個人相手のテレマーケティングの仕事は直接会社と業務契約を結んでいますが、クラウドソーシングサイト経由で法人対象の新規開拓電話営業の仕事も受注したことがあります。

個人顧客とは世間話の延長で受注に至ることがありますが、法人相手に世間話というわけにはいきません。

さらに案件によっては事務や営業担当者を突破して決定権者までつないでもらう必要があるため、いくつもの関門をくぐり抜けなければいけない場合もあります。

  法人相手の電話営業の特徴としては、

  • 個人相手の場合と違って留守や留守番電話にならない。
  • 個人相手の場合より成果に至るハードルが高い分、高い報酬が期待できる。
  • 長話に付き合わなくてもいい。(少し寂しい)

以上のように法人対象の営業の方が少し難易度は上がりますが、それでも中には業務上の悩みを打ち明けてくれたり、こちらが提案しているサービスに関して今必要ではない理由を丁寧に説明してくれる人もいました。

相手が法人であっても結局は人間対人間のやりとりになるので、個人相手のときと比べて特別なスキルが求められているわけではありません。

 



在宅コールセンターに向いている人とは

以上の個人相手と法人相手の両方を対象とした電話営業の経験から、在宅コールセンターに向いていると思われる人の特徴を考えてみました。

「在宅ワーク」の形態と「コールセンター」の業務の両方に適性がある人だと楽しく働けると思います。

  • クライアントさんと直接顔を合わさないため、業務に関しての報告・連絡・相談についてメールなどで丁寧にコミュニケーションをとることができる。
  • 先輩や同じ仕事をしている人が隣にいないので、不測の事態が起こったときに冷静に対応することができる。
  • 話すことが好き。
  • 断られるのが当たり前だと割り切って、すばやく気分を切り替えることができる。
  • 電話の相手の顔が見えないので、視覚を利用することができない分想像力を働かせながら相手と会話ができる。
  • 電話越しでの人との出会いを楽しいと思える。

以上ざっと5点あげてみました。

私も最初から完璧にできていたわけではありませんし、今でも日々手探り状態です。

できていると思えるのは、「すばやく気分を切り替えることができる」「電話越しでの人との出会いを楽しめる」ことくらいでしょうか。

まとめ

どんなことも向き不向きがありますが、チャレンジしてみないことには自分に適性があるかどうかわかりません。

「在宅コールセンターの仕事に向いている人の特徴」については経験を積んでいく中で自然と身についていく部分もあるので、まずはお話しするのが好きな人なら大丈夫だと思います。

もし向いていない、辞めたいと思ったときにも在宅ワークなら意思表示はしやすいと思います。

普段クライアントさんと直接対面しない分、業務上不便に感じられることもありますがフェイドアウトしたいときはこの点はメリットと考えられるでしょう。(こんなことを書くと怒られそうですが)

需要が高い仕事

また外に出て働きたいと思った際にも、コールセンター(架電)の仕事の時給は特に高く、求人広告の中でもその時給の高さは際だっています。高時給な上にさらにインセンティブとして成果報酬がプラスされるパターンも多いようです。

在宅でもコールセンターの経験を積んでおけば採用もされやすいでしょうし、いざとなれば外に出て本格的に稼ぐという道もあるでしょう。

私の仕事もネット上の求人広告で「急募」と書かれていますが、それだけ需要が高いということだと思います。

クラウドソーシングサイトを見ても「電話営業」の仕事はライティングなどと比べて応募者が少ないようです。

案件にもよりますが、ライティングは多いときだと応募者が数十名になることも。

応募者が多い仕事は競争相手も多いので当然仕事を受注できる可能性は低くなります。

その点電話営業の仕事はクライアントさんが複数回にわたって働きたい人を募集しているケースが多く、見てみると応募者が毎回1~3名以下ということも珍しくありません。

1度仕事を受注すると、そのクライアントさんからの評価をみてまた別のクライアントさんから仕事の依頼がくることもありました。

中には「お仕事を頼む場合にはどのくらいの報酬を希望されるかお聞かせください。」

とこちらの希望をきいてくれるクライアントさんもいます。

仕事を受けるか受けないかはあなた次第ですし、今のご時世収入の柱は多い方が嬉しくないですか?

自宅で自分のペースで働きながら少しずつ経験を積むことで、需要の高い高時給な仕事のスキルが身につくのはうれしいですね。

コールシェアを利用するメリット

ネットの求人広告をチェックして自分で在宅コールセンターの仕事を探すのもいいですが、私自身は納得のいく求人に出会うまで4ヶ月くらいかかってしまいました。

求人広告の媒体も無数にありますし、あれこれ検討しているうちに募集が締め切られてしまうことも。

 

早く仕事を始めたいという人は、在宅コールセンターのお仕事紹介に特化したサービスを利用してみるのもいいですね。

コールシェア
の特徴
としては、

  • 会員登録は無料。
  • 好きな時間に働ける。
  • 急用や体調不良などでのシフト変更が可能。
  • スキルや資格は必要なし。
  • ヒアリングの後自分に合った仕事を紹介してもらえる。
  • 研修を受けてから仕事を開始することができる。
  • 大手コールセンターの教育担当者により業務開始後も徹底したサポートを受けることができる。
  • 収入例 フルタイムで働く方:1日6h × 月20日勤務=34万 隙間時間で勤務する主婦の方:1日4時間 × 14日勤務=8~9万

 


 

時間に縛られない在宅バイト「コールシェア」

 

コールシェアのメリットは、自分に合った仕事を紹介してもらえる点と教育担当者が徹底的にサポートをしてくれるところだと思います。

大手コールセンターの教育担当者に指導してもらえるのは、在宅勤務の環境においては心強いですよね。

スキルや資格も必要ないので、在宅ワークを検討している人は一度チャレンジしてみてはいかがでしょう。

 

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奈良県出身→早大法学部卒→法律事務所で弁護士秘書として勤務→結婚して10年間で4人の子供を出産→現在は家事&育児と両立させつつ、平日はフリーランスとして在宅ワーク&週末は時々外に出て働く日々を送っています。 こちらのブログでは、主に子育てや6人家族の家計管理・投資について情報発信をしています。 どうぞよろしくお願いいたします。