奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書として勤務→結婚して4人の子供を出産。
現在大学生~小学生まで1男3女の子供がいます。コロナショック後から投資をスタートし、現在は1000万円程度の含み益を出しています。こちらのブログでは投資や資産運用について経験談を交えて情報発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
「投資を始めたいけど、奥さん(旦那さん)に反対されている」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結婚前から投資をしている人なら金銭感覚や資産運用に関する価値観の合う人を配偶者として選べるかもしれませんね。
でも結婚後、本格的に資産運用について考え始めたた人はまず投資を始めるにあたってはパートナーの理解が得られるかどうかが大きな問題になってくるでしょう。
ラクして早く儲かる話はどこかにないかなあ、と思っていませんか。
その気持ちよくわかります。
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投資について配偶者の理解がえられず悩んでいる方はご夫婦でいっしょに視聴するのもおすすめ。
時と場合によっては他者のチカラを借りたほうが上手く説得できますよ。
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結論、ラクして確実に儲かる道はありません。
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そもそも投資をするのに配偶者の承諾は必要なのか?
パートナーに内緒でこっそり投資をしている人もいるかもしれませんね。
ますは投資を始めるにあたって配偶者の承諾が必要なのかどうかについて考えてみましょう。
少額なら自分の判断で始めるのもあり~投資信託編~
お小遣いの範囲内で数万円を投資に回す程度なら、相手を説得してから始めなければいけないということもないでしょう。
本当は少額投資でもパートナーの同意を得てから投資をスタートするのが理想ですが、まずは5万円~10万円程度の元手を全米インデックスファンドやS&P500などの投資信託を購入し、価格がどのように変化していくか確かめてみてもいいと思います。
ただインデックス投資は時間を味方にしてこそ効果を発揮します。
できるだけ早いうちからコツコツと積み立てるのが王道。インデックス投資についてはつみたてNISA(楽天証券)の制度について説明をするなど、早めに理解を得られるといいですね。
配偶者の承諾を得てから投資をスタート~高配当株投資編~
インカムゲインとして配当金を得るスタイルの高配当投資。
少しずつ積み上げていってキャピタルゲイン(売却益)をねらうインデックス投資とちがい、ある程度まとまった額を入れないと配当金のありがたみは実感しにくいものです。
元手が100万円でも、利回り4%なら1年間でもらえる配当金は4万円。(日本株の場合はここから約20%・外国株の場合は約30%の税金が引かれます)
年間40万円の配当金を得るにはざっと1000万円の元手が必要。
これくらい入ってくると、水道光熱費の支払いにあてたりしばらく貯めておいて旅行代にあてたりと、配当金のありがたみが実感できるようになります。
個別株ならもっと高い利回りも出ますが、分散が効いている高配当ETFからスタートさせたほうがパートナーを説得しやすいでしょう。
承諾どころか念書が必要なレベル~不動産投資編~
投資の中で最も反対されやすいのが不動産投資ではないでしょうか。
頭金が必要な上にたいていの人はローンを組むことになります。
さらに不動産投資には災害リスクや空室リスク、事故物件リスクなど株式投資とはちがった種類のリスクが伴いますね。
不動産投資を始めたいと考えている人が配偶者の同意を得るには、「絶対に今ある夫婦の共有財産をとり崩すようなことはしません」などといった念書が必要なレベルだと考えるべきでしょう。
会場で行われる参加型の不動産セミナーもたくさんありますが、まずは無料で視聴できる動画を見て不動産投資の基礎知識を身につけましょう。
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一時停止をしたり、1.5倍速で見たり、自分のペースで学べるのがうれしいですね。
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パートナーと一緒に見るのもおすすめですよ。
少額からスタートできる不動産投資
現物の不動産を購入する前に、まずは不動産クラウドファンディングを利用して少額で不動産投資にチャレンジしてみるといいでしょう。
ファンドにもよりますが、年利5%~10%の分配金を受けとることができます。
最低1万円から投資できるので、初心者さんにピッタリ。
めんどうな管理や修繕などの手間もかかりません。
これなら不動産投資を反対している人も説得しやすいでしょう。
嫁(夫)ブロックを解決するための方法【ポイント5つ】
パートナーが投資に反対するには理由があるはずです。
反対される原因を考えて理解を示し、投資のリスクとリターンについてしっかり説明しましょう。
どんな質問をされても的確に答えられるように、まずはご自身が投資についてしっかり学ぶことからスタートしましょう。
解決策1:投資に対する心理的抵抗に理解を示す
投資に限らず、知らないことや経験したことのないものに対して不安を感じるのは当然のこと。
たとえ自分にとってプラスになる可能性のあることでも、人は新しいことを始める際には恐怖心や不安を抱いてしまうものなのです。
現状維持を選択したくなる「現状維持バイアス」がかかっている状態であると理解しましょう。
「僕(私)も正直、最初は投資なんて怪しいと思ってたんだよね。貯金が一番安全だと信じていたし。でも勉強を進めるうちに投資をしないほうがリスクが高いってわかったんだよ。」といった感じでまずは共感から入るといいですね。
投資に反対する原因:教育費の心配をしている
現状維持バイアスがかかっている原因として、子どもがいる場合、奥さん(旦那さん)は教育費が心配で投資に賛成できないことも多いでしょう。
本当は銀行貯金ではなくジュニアNISAや学資保険などを利用して教育費を準備したほうがいいのですが、子育てにどれくらいお金がかかるのか先が読めない不安から投資でリスクをとりたくないという気持ちになるわけですね。
投資に反対する原因:親や親族・友人から投資の失敗談を聞いている
身近な人間から聞かされる投資の失敗談はインパクトが大きいものです。
私も実父から幾度となく投資で損した話を聞かされてきたため、つい3年くらい前までは貯金絶対主義でした。
昔は今のようにネット証券で優良な投資信託やETFなどを買える時代ではなかったため、リスクの高い金融商品に手を出して失敗する人が多かったのでしょうね。
投資に反対する原因:労働収入こそが美徳だと考えている
投資に嫌悪感を抱いている人は、心の中で「労働収入こそが美徳」と考えている場合が少なくないはず。
【21世紀の資本】の中でフランスの経済学者トマ・ピケティが唱えた「r(資本収益率=資産運用から得られるリターン)>g(経済成長率=労働によって得られるリターン)」の法則は有名ですね。
労働収入だけではなく、株式や不動産などお金を生み出す資本を持っている人のほうがより早く豊かになれるという「r>gの法則」について説明すると、投資のメリットを伝えやすいでしょう。
そもそも労働でも投資でもお金を稼ぐのはかんたんなことではありませんよね。
投資だって脳みそが汗水たらして働くことで利益を出せるわけですから、ある意味労働に匹敵するくらいのエネルギーが必要です。
解決策2:投資をしないリスクについて冷静に説明する
「投資は怖い」「現金は安全資産」という概念を覆すのはかんたんなことではありませんが、今のように低金利で円安が進む時代は投資をしない方がリスクが高いとわかれば少しずつ投資に前向きな気持ちになれるでしょう。
解決策3:投資について一緒に勉強する
ご自身が投資についての基礎知識を身につけたら、次はパートナーといっしょに勉強できるといいですね。
投資に反対している人がじっくり投資本を読むのはむずかしいので、最初は無料で視聴できる動画セミナーがおすすめです。
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引用元:マーケブック
解決策4:少額投資からスタートする
投資の失敗が原因で離婚した、という話をときどき聞きますが、たいていは大金をつぎ込んで大損をした結果です。
少額投資が原因で家庭が崩壊することはめったにないでしょう。
「大儲けしたらパートナーだって認めてくれるにちがいない」と意気込んで一獲千金をねらいにいくことだけはやめましょう。
ギャンブル的な投資は投資ではなく「投機」です。
一時的にうまくいったとしても、再現性がないので必ずどこかで失敗するでしょう。
お金を失うだけならまた働いて稼ぐこともできますが、失った相手の信頼はそうかんたんにとり戻せません。
解決策5:根本的に夫婦仲を見直す
「投資以前の問題として、まずは夫婦仲を見直しましょう」なんて身も蓋もない話ですよね。
でも2人の間に揺るぎない信頼関係があれば、相手に投資の知識があろうとなかろうと頭ごなしに反対されることは少ないはず。
実際に私の友人は不動産投資をしているご主人のことを絶対的に信頼していて、友人の名義で投資用の不動産物件を購入することにも同意しています。
私だったら自分の名義で購入されるなんて心配ですが(笑)、友人は「よくわからないからもう主人に任せてる。」とのこと。
結果的に資産は順調に増えている様子。
夫婦の間にゆるぎない絆があるからこそ資産形成がうまくいくのでしょうね。
夫婦仲を見直す1:家事&育児に参加できているか?
夫婦間の信頼関係は時間をかけて築き上げていくものですよね。
それには日々の積み重ねが大事です。
どうしても家事や育児の負担は女性に偏りがち。
共働きの場合はもちろんですが、パートナーが専業主婦(夫)でもできるだけ家事や育児に参加しましょう。
夫婦仲を見直す2:コミュニケーションはとれているか?
仕事や家事、育児に忙しい毎日を送っていると、夫婦でゆっくり会話をする時間をとるのがむずかしいですよね。
夫婦や家族でゆっくり過ごすのは週末だけ、というご家庭も多いのではないでしょうか。
家事や育児をいっしょにすることでも自然とコミュニケーションをとる時間は増えますが、ぜひ家計や資産運用についても積極的に話し合いましょう。
投資に回すための余剰金を増やすためには、まず節約や家計管理に夫婦でとり組む必要があります。
家計管理の第一歩として、さまざまな返礼品が選べるふるさと納税がおすすめ。
楽しみながら節税できるのがいいですね。
夫婦仲を見直す3:小さなプレゼントも効果的
口で感謝の気持ちを伝えるのが苦手な人は、パートナーにときどきプレゼントを贈るのもおすすめ。
もちろん1回や2回プレゼントを贈ったところで急に相手が投資に理解を示してくれることはないかもしれませんが、感謝の気持ちを伝える手段としてピッタリです。
高価なものでなくても、こちらの気持ちが伝われば充分。
投資に対するパートナーの理解:我が家の場合
我が家は主人が稼ぐ担当で、私が資産運用を担当しています。
ときどき運用状況を主人に報告していますが、基本的に主人は投資にノータッチ。
男性が主体となって投資をするケースが多いようですが、うちは逆ですね。
- 年に2回ボーナスが入ったとき
- 定期預金が満期を迎えた場合
- 個人向け国債(10年)が満期を迎えた場合
ある程度まとまった現金が手元に入ってきた(戻ってきた)とき、主人に現金の入金先を伝えるようにしています。
- 教育費の引き落とし口座
- ジュニアNISA
- 主人名義の証券口座
- 私名義の証券口座
だいたい上に書いた4つのいずれかに振りわけます。
証券口座でどんな金融商品を購入しているかについては聞かれたことがないので、私も詳しく話しません。
ただ「アメリカ以外のよくわからない国の株だけは入らないようにしてほしい」とだけ言われています。
というわけで、私や子どもたちの証券口座では「全世界株式」「先進国リートインデックスファンド」などを買っていますが、主人名義の金融商品は米国株オンリー。
結婚当初から節約や貯蓄に励んできた結果かどうかわかりませんが、今のところ全面的に任せてもらえているので、ストレスなく投資ライフを楽しめています。
特に金融商品を買ったり売ったりなどのアクションを起こすときは精神状態が安定していないと正しい判断ができません。
落ち着いた気持ちで資産運用をするためにも、やはりパートナーの理解と協力が必要だと感じます。