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美容

癒しの香りはアロマで作れる?【具体的な4つの方法をご紹介】

よしのんのん
よしのんのん
この記事を書いているよしのんのんです。
奈良県出身→早大法学部卒→弁護士秘書→結婚して4人の子供を出産。
美容&健康オタク。
マクロビオティックセラピスト・薬膳インストラクター・メディカルアロマインストラクターの資格を保有。
どうぞよろしくお願いいたします。

アロマテラピーという言葉を聞いたことがない人はいないと思いますが、アロマオイルの種類やそれぞれの効能についてはよく知らない人も多いのではないでしょうか。

私自身も以前、アロマテラピーは「オイルの良い香りをかぐことでリラックスする効果がある」程度にしか思っていませんでした。

子供たちがまだ小さい頃でしたが、趣味と実益を兼ねて何か勉強したいと思って「メディカルアロマ」について学んだことがあります。

アロマオイルの種類の多さにも驚きましたが、香りの成分が脳や心、人体にいかに作用するかについて学ぶことでアロマが想像以上に奥深いものだということを初めて知りました。

アロマはサロンなどに通わなくても、日常生活のあらゆるシーンに簡単にとりいれることができます。

最近はマスク用アロマスプレーを持ち歩いている女性も多いですね。

シュッとマスクにアロマスプレーを吹きかけるだけでリフレッシュ効果やリラックス効果が長持ちします。

ストレスフルな現代を生きる私たちは、無意識のうちにアロマの癒しを求めているのかもしれませんね。

ぜひ日々の暮らしの中で天然の植物のチカラをかりて、疲れた心と体を癒してみませんか。

アロマテラピーって、いい香りをかぐことでリラックス効果をえられるだけだと思っていたよ。
自然界の植物の香りは、脳にダイレクトにとどくことで心身のさまざまな不調に働きかけると考えられているのよ。
統合医療としてアロマテラピーをとりいれる医院もふえているんだって。

 

現代人がかかえるストレス

私たちは多かれ少なかれ、なんらかのストレスをかかえながら日々暮らしています。

以前の記事にも書きましたが、現代を生きる私たちが感じるストレスは家事、育児、仕事、勉強、人間関係だけが原因ではありません。

とり巻く環境の急速なIT化により受けとる情報量が膨大になっているため、それにともなってかかえるストレスも大きくなっているようです。

現代人が1日にうけとる情報量は江戸時代を生きた人の一生分の情報量に相当するともいわれているくらいです。

ブログを運営している私がこんなことを書くのもなんですが、たまにはネット断食をしてみると頭がスッキリしていいかもしれませんね。

時間の流れもいつもよりゆっくり感じられるのではないでしょうか。

とはいえ現実的にはほとんどの人が仕事や家事、育児で忙しく、ゆっくり心身を休ませる時間をとれる人の方が少ないでしょう。

時間に追われる毎日を送っていると、どうしても疲れがたまってしまいます。

たとえ好きな仕事をしていても、自ら望んで子育てをしていたとしてもそれは同じですね。

現代人は思った以上にストレスをかかえているんだね。
仕事や育児だけじゃなくて、ネットから得られる情報が多すぎることも原因みたいよ。
アロマを生活の一部にとりいれることで少しでも癒しタイムをもてるといいわね。

アロマテラピーとは

アロマテラピーにはリラックス効果だけでなく、心身の不調の改善や健康の維持を目的として利用されています。

この項目ではアロマテラピーについて詳しくみていきましょう。

アロマテラピーの歴史

アロマテラピーとは、花や木、フルーツなど天然の植物を使った自然療法です。

昔から植物は薬草として民間療法にとりいれられてきましたが、その中でも特に「香りの作用」に着目したのがアロマテラピーです。

漢方や薬膳料理は中国由来ですが、アロマテラピーは古くヨーロッパが発祥の地となっています。

芳香療法、香料治療ともいわれているように、リラクゼーション効果が期待されるだけではなく心身の不調を解消する目的でも利用されています。

脳に届く香り

アロマの香りをかぐことで脳に直接香りが届くため、感情や自律神経、ホルモンの分泌などの指令を出している機能に作用します。

人間には視覚・聴覚・触覚・味覚、嗅覚の五感がありますが、この中で嗅覚の刺激だけが唯一大脳新皮質を通すことなく直接大脳辺縁系に伝わるしくみになっています。

大脳辺縁系は「古い脳」ともよばれていて、本能、情動、記憶の部分を司っています。

特定の香りをかぐと、当時の記憶が鮮明によみがえってくることがありますよね。

香りの情報はさらに視床下部に伝えられ、この視床下部は自律神経系や内分泌系と深く関わっています。

アロマはその香りをかぐことで自律神経系に作用すると考えられています。

自律神経系は交感神経系と副交感神経系から成っています。

交感神経系は緊張やストレスに備える働きがあり、交感神経系が活発になると心拍数や血圧が上昇する一方で胃腸の働きは抑制されます。

また副交感神経系が活発になるとリラックスした状態になり、心拍数や血圧が下がる一方で消化器官の運動は活発になります。 

以上のようにアロマオイルは嗅覚を刺激するだけでなく、脳に働きかけることで体の状態にも作用するのです。

アロマオイル 脳への働きかけ

※東邦大学 アロマと嗅覚、そしてストレス の記事参照

香りは肺から血液中へ

香りの分子は、呼吸をすることで鼻から肺にとりこまれ、肺の粘膜から毛細血管を通じて素早く血液中に流れ込み全身をめぐります。

吸引した香りの成分は体の各組織に作用するため、香りをかいでから比較的すぐに気分が改善する、気持ちが癒されるなど即効性もアロマテラピーの特徴としてあげられます。

アロマオイル 肺から全身へ巡る図解

香りは皮膚から血液中へ

アロマオイルの香りの分子は小さいため皮膚からも吸収されやすいです。

ボディトリートメントの際に利用した場合や、お風呂の中に入れて入浴することで毛穴から吸収されて皮下組織に染みわたっていきます。

そしてアロマオイルは血管やリンパ管にとりいれられ、血液やリンパの流れにそって全身をめぐります。

アロマオイルが皮膚から吸収された場合には、皮膚に塗った後15分~20分くらいで血液から検出されるといわれています。

アロマオイル 皮膚から血液中へ

「アロマコーディネーター 資格取得講座」公式ホームページより引用

アロマテラピーの楽しみ方

アロマテラピーは特別な知識がないと楽しめないわけではありません。

蚊よけスプレーに使われているユーカリの香りをかぐと気分がスッキリしますよね。

また秋口に外を歩いていると、ふんわりとただよってくるキンモクセイの優しい香りに癒された経験はありませんか?

「香り」は意識するしないにかかわらず、日々の暮らしの中で私たちの心身に時に刺激を与え、時に優しくよりそってくれる身近な存在です。

むずかしいことは考えなくても大丈夫です。

ぜひ毎日の生活に気軽にアロマテラピーをとりいれてみましょう。

ここではアロマテラピーを楽しむ方法をいくつかご紹介します。

芳香浴法

アロマオイル(精油)の香りの成分を部屋に拡散させ、香りを楽しみながら心身の調子を整える方法です。

アロマデフフューザー

アロマオイルの香りの成分を拡散させる器具として「アロマデフフューザー」があります。

デフフューザーにはタイマー機能や加湿器機能つきのものもあり、デザインもさまざまです。

部屋の広さや好みのタイプで選ぶことで、アロマテラピーをインテリアの一部として楽しむこともできますよ。

 

アロマ

「ラサーナ アロマディフューザー」は累計販売台数30,000台を突破しました。

超音波の振動で繊細なアロマミストを吹き出します。

ネット限定の入門キットだと精油とアロマブックつきなので、

初心者でも安心ですよ。

ティッシュやハンカチを使う

ティッシュやハンカチに好きなアロマオイルを数滴垂らし、枕元やデスクなど自分の近くに置いて香りを楽しむ方法もあります。

部屋全体に香りの成分を拡散できないとき、ティッシュやハンカチを使う方法だと自分の身の周りの範囲だけで好みの香りを楽しむことができるのがポイントです。

布製品にアロマオイルを垂らすとシミになることがあるので、汚れてもいいものを使いましょう。

吸入法

アロマオイルの香りの成分を、鼻や喉から吸い込む方法を吸入法といいます。

マグカップに入れたお湯にアロマオイルを数滴垂らし、立ち上がる蒸気といっしょに香りの成分を吸いこみましょう。

呼吸器系の調子を整えるといわれています。

簡単にできるため、忙しいときにも手軽に香りを楽しむ方法としておすすめです。

マグカップに入れたお湯を飲まないようにしましょう。

また呼吸器の粘膜を刺激することがあるので、咳が出ているときには行わないようにしてください。

沐浴法

お風呂のお湯にアロマオイルを落として、好きな香りに包まれた素敵なバスタイムを楽しんでください。

垂らすオイルは5滴以下にして、お湯をぬるめにするのがポイント。

呼吸器からだけでなく、肌からも香りの成分をとりいれることができます。

足浴や手浴など、部分的に楽しんでもいいですね。

アロマオイルは湿気に弱いため、

濡れた手で瓶や蓋をさわると酸化してしまってオイルの品質が損なわれます。

濡れた手ではさわらないように気をつけましょう。

また湿度の高い脱衣所には置かずに、日光が当たらない涼しい冷暗所で保管しましょう。

トリートメント法

アロマオイルを薄めて顔や体に塗り、トリートメントオイルとして利用する方法です。

リラクゼーション効果だけでなく、保湿や血行促進、筋肉のコリを緩和する効果があるといわれています。

アロマオイルをトリートメントとして使う場合には、キャリアオイル(精油を薄めるための植物性の油)をベースにして、精油の濃度を1%以下(顔に使用するときは0.5%以下)の濃度になるように調整しましょう。

またパッチテストをして、自分の肌に合うかどうかも事前に確認しておきましょう。

アロマテラピーの注意点

癒し効果のあるアロマテラピーですが、いくつか注意点があります。

アロマテラピーを存分に楽しむためにも、注意点はしっかり事前にチェックしておきましょう。

  • アロマオイル(精油)の原液を直接肌につけないようにしましょう。
  • 精油を飲んだり、うがいに利用することはやめましょう。
  • 精油を目に入れないように注意しましょう。
  • キッチンなどの火気のある場所ではできるだけ使用しない方がいいでしょう。火気のある場所で使用する場合には十分注意を払ってください。
  • 誤飲の可能性があるため、子供やペットの手の届かない場所に保管してください。
  • 精油は湿度に弱いため、湿度の高い場所に置くと品質を損なってしまいます。直射日光が当たらない、冷暗所に保管しましょう。
  • 瓶の蓋が開いたままだと精油が酸化して品質が低下し、せっかくの良い香りが変化してしまいます。しっかり蓋を閉めて瓶は立てた状態で保管しましょう。
  • 精油の利用をしない方がいい場合があります妊娠中や授乳中の人、高齢者や基礎疾患がある場合などは必ず主治医に相談してからはじめましょう。
  • ベビーマッサージには精油を使わないようにしましょう。香りはつけず、アロマトリートメントオイルのベースとなるキャリアオイル(植物油)のみを使用して優しくマッサージしてあげましょう。
  • 3歳未満の子供がいる部屋でディヒューザーなどを使用して部屋に香りの成分を拡散させる場合には、精油の使用量をいつもの半分以下にしてください。
  • ベルガモットやグレープフルーツなどの柑橘系のオイルには光毒性があるといわれています。皮膚についた状態で紫外線に当たると皮膚にダメージを与え、色素沈着(シミ)や炎症などの肌トラブルの原因になることがあるので充分に注意しましょう。

以上、いくつか注意点をあげました。

アロマテラピーは西洋医学でいうところの「治療」ではないですし、あくまでも美容や健康に役立てるための「自然療法」という位置づけです。

ただ自然界の草花には計りしれないパワーがあることも事実。

良きにしろ悪しきにしろ、植物の香りのもつチカラが強く作用することも考えられるので、少しでも違和感を感じたら使用をやめてお医者さんに相談するようにしてくださいね。

まとめ

芳香療法としてのアロマテラピーの研究は、20世紀初めの頃にフランスで始まったといわれています。

その後アロマテラピーの研究が進み、今ではリラクゼーション目的だけでなく医療や美容、介護の現場でも用いられるようになりました。

アロマテラピーとは自然界の植物のチカラをかりることで、心身の不調やストレスなどを緩和したり癒したりする効用を得る自然療法のことです。

心へのアプローチとしては、植物から抽出した天然オイルの香りをかぐことでリラックスできたり、リフレッシュすることで前向きな気持ちになれる効果もあります。

次回の記事ではアロマテラピー香りの種類やそれぞれの効能についてみていきたいと思います。

自分の好みの香りや、その時々の気分によって利用するアロマオイルを決めたいですね。

ただアロマテラピーは西洋医学のように病気や傷を治療するものではありません。

あくまでも自然界の木や草、花々の香りのチカラをかりて心身にアプローチすることでその状態を整える効用を期待するものです。

したがって、必ずしも劇的な変化を期待できるものではありませんし香りの成分が心身にどのように作用するかは個人差があると考えられるでしょう。

人によって合う香り、気分が良くなる香りはちがってくると思います。

色んな種類のアロマオイルを試してみて、ぜひ自分が心地よいと感じられるお気に入りの香りをみつけてください。

アロマテラピーってとても奥が深いものなんだね。
次回の記事ではアロマオイルの種類についてみていくよ。
どんな種類があるのか楽しみね。お気に入りの香りがみつかるかしら。

 

 

 

 

 

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よしのんのん
奈良県出身→早大法学部卒→法律事務所で弁護士秘書として勤務→結婚して10年間で4人の子供を出産→現在は家事&育児と両立させつつ、平日はフリーランスとして在宅ワーク&週末は時々外に出て働く日々を送っています。 こちらのブログでは、主に子育てや6人家族の家計管理・投資について情報発信をしています。 どうぞよろしくお願いいたします。